現代ファンタジー
杏樹まじゅ/著
- 作品番号
- 1739346
- 最終更新
- 2024/12/11
- 総文字数
- 42,744
- ページ数
- 74ページ
- ステータス
- 未完結
- いいね数
- 1
その子の舌は、とても美味しかった──
- あらすじ
- 相原ゆうが小学五年生の夏。ふしぎな転校生がやってきた。名前は逸瑠辺千夏。ロシア人らしい。その子は常にマスクを付けていて、外すことがない。体育の時間もプールの時間も、果ては給食の時間まで。マスクを外さないのだ。不思議に思ったゆうは聞いた。どうしていつもマスクなの、と。すると彼女は答えた。
「ゆうくんになら、見せてもいいかな。私の、マスクの下」
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