星空の下、きみの音色は青

青春・恋愛

竹宮蓮/著
星空の下、きみの音色は青
作品番号
1749283
最終更新
2025/04/05
総文字数
63,730
ページ数
54ページ
ステータス
完結
いいね数
1
その音は、青だった。

星空の下、夜の音楽室に満ちる青の音色は、わたしを励まし、導いた。
「ラ・カンパネラ」が響く。
悠誠くん。あなたと出会えたことが、わたしを変えた。
あらすじ
中学二年生の上坂瑠衣は、中学受験に失敗し公立中に通う。
成績が伸び悩む瑠衣のことで、両親は毎晩のように言い争いをする。
耐えられなくなった瑠衣は夜中に家を抜け出し、学校にたどり着く。

青の光が見えた。
音楽室に行くと、制服を着た男の子がバイオリンを弾いていた。

真夜中の邂逅から、恋は始まる。
共感覚を持つ瑠衣が、悠誠との出会いによって成長していく青春物語。

この作品のレビュー

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品の感想ノート

作品拝読しました。
表紙とタイトルに惹かれて開いてみたのですが、こなれた文章がとても美しく、ぐいぐい読まされました。ヒロインの悩みが等身大で、それゆえに心の揺れ動きにすごく共感できます。ヒーローのバイオリンの音の表現も多様で、まるで本当に音が聞こえてくるかのようでした。
ラストに向かうにつれて、ヒロインが自分の人生に自分で責任を持とうと成長していく様子がありありと伝わってきて良かったです。
真似したい表現がたくさんあり、心に残る作品になりました。
素敵な作品をありがとうございました。

2025/04/08 21:02

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop