ダイヤル・ポケットで郵便を

青春・恋愛

諏鷗ピネヌ/著
ダイヤル・ポケットで郵便を
作品番号
1736957
最終更新
2024/10/30
総文字数
99,762
ページ数
46ページ
ステータス
完結
いいね数
0
「ねえ、モカ。眠れる森の美女っていう童話、知ってる?」
「うん知ってる。有名な童話だよな」
「その童話と同じように僕がモカにキスをしたら、モカは目を覚ましてくれるのかな?」
「永倉は王子様のイメージにピッタリだけど、俺はそんなイメージじゃないだろう」
「僕にはどのお伽噺に登場するお姫様よりも、モカが一番素敵に見えるよ」


高校二年生の松崎糢嘉(まつざき・もか)は、朝の通学途中の満員電車の中で痴漢現場に遭遇する。

見てみぬ振りをしていた糢嘉とは違い、上手に仲介したのは糢嘉のクラスメイトで糢嘉とは一度も会話したことのない、かっこ良いと評判でアイドルみたいに目立つ存在の永倉弥宵(ながくら・やよい)だった。

偶然、同じ電車に乗っていたことから、弥宵はそのまま糢嘉に声をかける。

糢嘉はとある事情と過去の出来事から、なるべく人と関わらないようにしようと決めていた。

そんな糢嘉と親密な関係になりたいと弥宵は糢嘉にしつこくアプローチするが、糢嘉には弥宵からここまで好かれる理由がわからない。

だけど、それにはちゃんとした理由があって──。

イケメンでスポーツ万能、成績優秀、欠点がみつからない王子様のような弥宵から一途に溺愛されて、地味で目立たない糢嘉の心は嬉しさと戸惑いでドキドキしっぱなし!
あらすじ
攻め【 美形ワンコな優等生 】

受け【 平凡眼鏡な強気ツンデレ 】

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