春の雪、喪主する君と二人だけの弔問客 ~近江従兄妹通夜日記

青春・恋愛

春の雪、喪主する君と二人だけの弔問客 ~近江従兄妹通夜日記
作品番号
1606053
最終更新
2020/07/11
総文字数
107,209
ページ数
67ページ
ステータス
完結
いいね数
0
「悪いけど、母さんのかわりに
お通夜に行ってくれない?」

電話の向こうで母親は 頼んできた。

もう十年は会っていない、従兄弟が
喪主をする。

あの夏休み以来、きっと
自分の恋心は、止まったままだ。

私は、過去の自分達に出会う為、
旅にでる。
喪主する君に、会う為に。



あらすじ
休日を利用して、自身のルーツを訪ねる独り旅をしていた シオンは、急遽 旅先にもかかわらず、母親の名代として 親族の通夜式に出ることになる。それは 子供の時以来に再会する従兄弟が喪主の式。たった独りで葬儀を出す レイと、絶縁状態のレイの弟ルイ。そして シオンの 3人での通夜式。その日は、春間近にもかかわらず 記録的な大雪が 降る日。 幼い恋を思いだしつつ 喪主と二人の弔問客の通夜はふけていく。

目次

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