「知ってたの? 養子の話。レンも、ルイも?いつから」
「最初からだよ。最後の夏休みの後に。お袋から、シオンを、妹にするって。」
魔王のように 怒りを現化したルイを 見ている、シオンに 、
レンの 声が 応えた。
ルイの見た目と 反対に、温度のない声のレン。
「最後まで、反対だよ。俺も」
『失礼します。通夜振舞い、お持ちしました。』
葬儀場の女性スタッフが、事務所と式場をつなぐドアから 黒盆を持って入ってくる。
お蔭で、空気が変わり、シオンは息をした。
さっき 言っていた うどんと 稲荷寿司だろう。
丁度 立っていたルイが、女性スタッフに近寄り 盆を受けとる。
彼女の顔が 赤く染まるのが見えた。
そりゃそうだよね。上半身裸の
ワイルドイケメンが 目の前で笑顔でお礼を言うのだから。惚れるよねー。なんで、裸?!って思ってるよー。
もう、きっと彼女の脳内は 雪万歳になってるよね!
シオンでも めったに見たことがなかった、笑顔のルイを 白目で眺めておく。
そう思っていると、彼女は クールイケメンだろう レンに、この後の事を 説明に来た。
式場は 親族のみで、寝ずの番をお願いするとのこと。
外と式場をつなぐ自動ドアは、夜間施錠されるようだ。
その代わり、事務所側から、出入出来るが、そこも必ず鍵をすること。
あと、警備連絡の説明。いろいろを、レンに説明する。
やっぱり せめてレンだけでも 服を着せておいて良かったとシオンは、心底思った。
顔面指数が高くても、うちの親族を疑われる。
ルイは、1時間は 上に服を着なかったからだ。
外の雪はどうなってるだろう?
耳を凝らすが、シオンに 雪が聞こえる訳ではない。
式場は防音が良く、外の雰囲気が判らない。
説明を終えた、女性スタッフは、これで帰るらしい。
明日、早くに火葬場なのだから 仕方ない。けれど。
彼女が 入ってくれて 良かった。
シオン達が、黒盆に 掛けられた布を開けると、三つずつ、素うどんと 稲荷寿司の皿が あった。
「最初からだよ。最後の夏休みの後に。お袋から、シオンを、妹にするって。」
魔王のように 怒りを現化したルイを 見ている、シオンに 、
レンの 声が 応えた。
ルイの見た目と 反対に、温度のない声のレン。
「最後まで、反対だよ。俺も」
『失礼します。通夜振舞い、お持ちしました。』
葬儀場の女性スタッフが、事務所と式場をつなぐドアから 黒盆を持って入ってくる。
お蔭で、空気が変わり、シオンは息をした。
さっき 言っていた うどんと 稲荷寿司だろう。
丁度 立っていたルイが、女性スタッフに近寄り 盆を受けとる。
彼女の顔が 赤く染まるのが見えた。
そりゃそうだよね。上半身裸の
ワイルドイケメンが 目の前で笑顔でお礼を言うのだから。惚れるよねー。なんで、裸?!って思ってるよー。
もう、きっと彼女の脳内は 雪万歳になってるよね!
シオンでも めったに見たことがなかった、笑顔のルイを 白目で眺めておく。
そう思っていると、彼女は クールイケメンだろう レンに、この後の事を 説明に来た。
式場は 親族のみで、寝ずの番をお願いするとのこと。
外と式場をつなぐ自動ドアは、夜間施錠されるようだ。
その代わり、事務所側から、出入出来るが、そこも必ず鍵をすること。
あと、警備連絡の説明。いろいろを、レンに説明する。
やっぱり せめてレンだけでも 服を着せておいて良かったとシオンは、心底思った。
顔面指数が高くても、うちの親族を疑われる。
ルイは、1時間は 上に服を着なかったからだ。
外の雪はどうなってるだろう?
耳を凝らすが、シオンに 雪が聞こえる訳ではない。
式場は防音が良く、外の雰囲気が判らない。
説明を終えた、女性スタッフは、これで帰るらしい。
明日、早くに火葬場なのだから 仕方ない。けれど。
彼女が 入ってくれて 良かった。
シオン達が、黒盆に 掛けられた布を開けると、三つずつ、素うどんと 稲荷寿司の皿が あった。