偽りの錬金術妃は後宮の闇を解く

後宮ファンタジー

三沢ケイ/著
偽りの錬金術妃は後宮の闇を解く
作品番号
1687390
最終更新
2023/04/26
総文字数
118,549
ページ数
254ページ
ステータス
完結
いいね数
24
ランクイン履歴

総合82位(2023/11/03)

後宮ファンタジー11位(2024/06/01)

ランクイン履歴

総合82位(2023/11/03)

後宮ファンタジー11位(2024/06/01)

光麗国の皇都・大明ではここ最近、奇妙な火の玉──鬼火が頻繁に目撃されるという怪奇現象が続いていた。
しかも、火の玉は普通の炎の色ではなく、緑色や黄色などこの世のものとは思えない色合いをしているという。
やがて人々の間には、これは身分が低い母を持つ現皇帝が即位したことによる天の怒りであると噂し始める。自体を重く見た皇帝は、この現象を解決させようとするが糸口が掴めず、側近である天佑に有能な錬金術師を探させる。
ところが、天佑が探していた錬金術師はそこにはおらず、代わりに少年格好をしたひとりの少女──玲燕と出会う。
玲燕は持ち前の錬金術の知識で怪奇現象の謎に挑むため、偽りの妃として後宮に潜入することになるのだが──。

※書籍化決定しました!

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

後宮ファンタジーの中に謎解きを絡ませた、とても面白い物語だと思います。しかもその謎解き(事件真相)に、ヒロインである玲燕の父親の無念を晴らす展開には、感激しました。
また、玲燕と栄佑(天佑)との恋も直接言葉に交わさないでも、栄佑が玲燕に簪を送る場面は、玲燕は理解出来ておらず、私も『わた婚』の一場面で知り得たのですが、栄佑の純粋な気持ちを表された描写であると実に感涙を覚えました。
只、幾つか誤字が目立ちます。
・P188 玲燕は蓮妃に、にこりと笑いかけた→玲燕は菊妃に、にこりと笑いかけた
・P221 桃妃→逃妃
・P243 裏付ける→売らづける

2023/11/09 13:45

この作品のひとこと感想

すべての感想数:29

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