ゐ二し古ゑ乃宮中妖りんレん花恋絵巻〈一乃巻〉

和風ファンタジー

もなみ/著
ゐ二し古ゑ乃宮中妖りんレん花恋絵巻〈一乃巻〉
作品番号
1761135
最終更新
2025/12/04
総文字数
96,486
ページ数
40ページ
ステータス
完結
いいね数
0
〈…手をにぎると、温かい…抱きしめると、大きいって…苦しくなる。誰そ彼の君夕は、恋の夢。君を知れば、もっと、ほしくなる……君のことを想って、君のことを考えて、君のために笑いかけること。一人占めしたい、気持ちでいっぱいになるよ…回りに囃し立てられて、指さされ、笑い飛ばす彼名タをみては、叶わない願いと諦めてゆく彼タ矢に、そうして、彼名タが優しくする…伝わらないで…この胸の想ひを。〉もなみがそう恋する度、書いていて胸が苦しくなりました。秋風が舞い込む夕暮れの書庫で、土鬼に囲まれたときや妖たちがクリスマスイヴにお祝いしてくれたことなど作品に想い出がたくさん詰め込まれてます。短い人生で、夢のような恋だったと、想えるような人に出会えることの大切さを知ってもらいたい。花恋絵巻はそんな恋になるよう描きました。…一度きりの人生で、とびきり素敵な恋を…そんな願いを込めて、伝えていきたいです。
あらすじ
…目を閉じれば、彼名タを想ひ出す…宮中‐春の花ノ戸‐ゆらゆら舞う花の刻は、平安。花宵宮の花夕のなか、若宮を抱きしめるもなみは、夢のような恋におちる。…抱きしめれば…若宮の温かい背に、頬を涙が伝ってゆく。二人の恋に土鬼使いの花いばらノ君が、襲いかかる!封印されていた〈花恋絵巻〉からでてきた妖たちが宮中を暗雲に包んでいく。二人は掬矢名タ姫ノゐ琴のもつ、永遠の恋が叶う秘薬〈花血蜜〉を追いかけてゆく。

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