鬼の棟梁と魂欠けの巫女

あやかし・和風ファンタジー

平本りこ/著
鬼の棟梁と魂欠けの巫女
作品番号
1736213
最終更新
2024/10/19
総文字数
116,798
ページ数
42ページ
ステータス
完結
いいね数
8
ランクイン履歴

あやかし・和風ファンタジー23位(2024/10/21)

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あやかし・和風ファンタジー23位(2024/10/21)

この国の大地には、負の感情が沈澱する。それが凝縮すると鬼穴(きけつ)が生じ、人食い鬼が這い出てくる。

人の地を守るため鬼と対峙するのは、西国巫女と東国武者だ。

巫女が鬼の湧く鬼穴を清めて塞ぎ、それでも溢れ出てしまった鬼を武者が斬る。
そうして人々は、かろうじて平穏を維持してきたのである。




西国巫女の奈古女(なこめ)は、清めの気を集めるための神楽が苦手な落ちこぼれ。

ある晩、重大な失態を犯してしまった奈古女は、巫女を統べる巫頭(かんなぎがしら)から「東国武者の配下となり、東国に赴き直接鬼穴を塞ぐ役目を負え」と命じられる。


巫(かんなぎ)の宮を追い出されるように東国へ向かう落ちこぼれ巫女の奈古女、
秘密と孤独を抱えた武家の若殿、真均(まさひと)


二人が出会い、鬼と人間の運命が動き始める。

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