やぶ医者の女房 〜あたしの正体が妖狐だと知られたら、離縁されちまうでしょうか〜
あやかし・和風ファンタジー
完
15
ハマハマ/著
- 作品番号
- 1727856
- 最終更新
- 2024/10/25
- 総文字数
- 190,874
- ページ数
- 69ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 15
妖狐のお葉さんの亭主・良庵はやぶ医者である。
それはもう、やぶ医者の中のやぶ医者と呼ばれる程にひどい野巫《やぶ》医者。
野巫医者とは、呪《まじな》いなんかで怪我や病気を治そうという怪しい医者の事。
けれど、お葉さんがお嫁に来てからというもの、どうもその評判に変化が見え始め、町の人もちらほらと、良庵の描く呪符を欲しがり訪れてくれる様に。
それというのも、良庵の女房・お葉さんは、実は上位の妖魔である妖狐だったのです。
その尾は六本、なんと六尾の妖狐。
お葉さんは効かない呪符を今日も効く呪符へと、せっせせっせと不思議な力を使います。
いつか自分の正体が知られやしないかとドキドキしながら日々を送るお葉さんこと六尾の妖狐と、そのお葉さんにべた惚れ良庵せんせとのほんわか夫婦のお話。
※このお話は別サイトで完結済みでございます。
- あらすじ
- 妖狐のお葉さんとヤブ医者・良庵せんせの異類婚。
そしてそれを阻もうとする者とのバトル展開も。
モフモフも。いちゃいちゃも。
目次
-
- 1「やぶの中のやぶ」
- 2「巫戟の力」
- 3「呪い、有り〼」
- 4「むつびようこ」
- 5「嫁いで半年」
- 6「おひぃさま抱っこ」
- 7「つねきななお」
- 8「大きな毛玉」
- 9「そんなんで夫婦」
- 10「お葉さんの嫁入り」
- 11「姉さんと違って」
- 12「あたしが恋に堕ちたのは」
- 13「妖魔がうろちょろ」
- 14「お昼寝、ごろつき」
- 15「与太郎の馬鹿」
- 16「良庵せんせが怒ってる」
- 17「依頼人は女」
- 18「お葉ちゃんが悪い」
- 19「かっこ良すぎませんか」
- 20「安心なさい」
- 21「間に合わなかったバカ」
- 22「せんせが消し飛んじまっちゃ」
- 23「あれから二日」
- 24「それを僕が使えれば」
- 25「お稲荷さんの作り方」
- 26「白狐と黒狐」
- 27「そこまでやるのかい」
- 28「にいちゃんのお願い」
- 29「カンナギ」
- 30「整えば師が現れる」
- 31「巫と戟」
- 32「僕にとっての天」
- 33「合格」
- 34「甚兵衛のせい」
- 35「ヨル」
- 36「お葉ちゃんの書き置き」
- 37「菜々緒ちゃんだけ」
- 38「良庵の野巫」
- 39「おすすめの呪符」
- 40「勘付く良庵」
- 41「怒る菜々緒」
- 42「ヨルの二択」
- 43「賢哲さんを……」
- 44「全部」
- 45「離縁されちまうかな」
- 46「ビビってんじゃねえぞ」
- 47「シチとなっちゃん」
- 48「しーちゃんさん」
- 49「ごっちゃんの言う通り」
- 50「良い話と悪い話」
- 51「きゅきゅう、きゅー」
- 52「違ってたらごめんなさい」
- 53「塵芥の力」
- 54「せんせの奥の手」
- 55「中にも外にもお葉ちゃん」
- 56「せんせと一緒に」
- 57「速さの理由」
- 58「うるさい、黙ってろ」
- 59「ヨル様のため」
- 60「僕は許さない」
- 61「七本の尾っぽ」
- 62「お葉ちゃん、尻出しな」
- 63「べた惚れです」
- 64「僕は医者」
- 65「神狐」
- 終話「一緒に歳を」
- 番外一「ヨルのご褒美」
- 番外二「誑かす妖狐」
- 番外三「お葉さんの綺麗な髪」
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