
- 作品番号
- 1791767
- 最終更新
- 2026/10/02
- 総文字数
- 119,905
- ページ数
- 37ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 2
- ランクイン履歴
-
青春・恋愛12位(2026/10/07)
恋愛9位(2026/10/07)
- あらすじ
- 十七歳のタツキは、色盲となった親友の顔料師・アイトを手伝うために街をひと月閉ざすスノードーム現象の中に残ることを選んだ。
アイトの奪われた家業を取り戻す条件は、幻の「守矢十色」を揃え、大企業アルカ社との色合わせ勝負に勝つこと。
けれど、色を探すほどに、タツキは自分の気持ちを見失ってゆく。
彼女がいる。それでも、あいつを誰にも渡したくない。
氷の繭の中で、ふたりは自分たちの「正解」を探しはじめる。
この作品のレビュー
投稿者:マチュさん
呪いのような愛
レビューを見る
冒頭書き出しの掴みが素晴らしいと思いました。
一文、といいますか一撃の破壊力が。
物語を通して描かれるのは「離れられるわけないふたり」の姿でした。
愛しているというより呪っているように執着し合い、強烈に互いを意識しながらも、肉体的にも心理的にも触れ合えない。
ようやく、タツキがアイトへの想いを自覚したかと思えば、その感情は17歳で途切れてしまうと告げられる…。タツキにとってはそれは、10代にありがちなセクシュアリティの揺らぎで済ませられる。でも同性愛者のアイトはそうじゃない。
なかなかに残酷なクライマックスだったと思います。インクリボンというギミックはこのためにあったのかと(性格悪いなと思いました)
それでもふたりの選んだ正解を応援したい。
ただ…心中や死を連想させるようなアイテムが多いのが不穏で心がざわつきます…十色の名称、蚕と繭、水底の古墳、エピローグでの喪服?の耽二郎など…
2026/10/15 21:21
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