この淡いファインダー越しの世界で、僕はいつも君だけをみていた。

青春・恋愛

この淡いファインダー越しの世界で、僕はいつも君だけをみていた。
作品番号
1714689
最終更新
2024/10/21
総文字数
89,401
ページ数
146ページ
ステータス
完結
いいね数
0



 新聞記者だったお父さんが言ってた。

 この世には、写真を撮られるために生まれてきたような人間がいる。

 カメラのピントを合わせたわけでもないのに、周りの人たちの輪郭がぼやけて、くっきりと浮かび上がるように見える人。
 
 そんな存在感がある人間がいるって。

 だけど私は今まで、そんな人が実在するなんて信じていなかった。

 一人の人にだけピントがあったように見えるだなんて、そんな人いるわけない。

 そう思ってた。

 白浜《しらはま》くんが目の前に現れるまでは――。




あらすじ
隣の部屋に住む完璧生徒会長の白浜くんにはとある秘密があって――。

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