青春・恋愛
完

- 作品番号
- 1735223
- 最終更新
- 2024/10/29
- 総文字数
- 102,470
- ページ数
- 28ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 26
- あらすじ
- 東京のとある街。
クラスで一番の美少女・高月リツ花は、独特の雰囲気を持つ高嶺の花のような存在だった。
クラスメイトの朝倉歩は小屋でうさぎを撫でるリツ花を見かけて声を掛ける。
それ以来、この場所がふたりだけの秘密の場所になった。
しかし、彼女は授業にあまり出ないにもかかわらず、いつも時間に追われているという。
その事情は誰も知らなかった。
懸命に生きる少女とそっと見守る少年のボーイミーツガール。
この作品の感想ノート
卯月ゆう様
初めまして。おかゆと申します。
昨晩、すっかり夢中になって読ませていただきました🌃
まだ余韻に浸ってぼーっとしてます‥!
サブタイトル[21.いつか月に行きたい]の文字を見たときから、涙がとまりませんでした。
序盤の印象ですと、「僕」・「私」の感傷的で、どこか憂いを帯びているようなムードにいろんな想像を掻き立てられ、だけど風景描写は眩い色彩で溢れている。その対比がすてきだなと思いました。
……もしかしたら、この子らに辛い過去(または今も引きずっている負の感情)があって、目に映る景色が輝くことで陰がより深まっているような。
[3.きっかけ]のラスト、「青い世界が歩くふたりを照らす――(中略)――それがふたりだけの時間なのだと思う」から、ストーリーの印象が変わったような気がしまして。
全体的に文章のスピード感とか感情のメリハリがすごくお上手で、書きなれてらっしゃるなぁ‥としみじみ思いました。
映画館に行く流れも好きなシーンで、この辺りから(読者のぼくも)高月さんに興味津々でした。かのじょの透明な感性の理由がふしぎでたまりませんでした。
完璧に心を奪われたのが9ページのラスト、「こうしてカラフルなペンが――」の台詞です。
「僕」だけが知ってる一面という秘密性も相まって、尊すぎました✨
地の文などで朝倉くんのリアクションが書かれていないのも良かったです。描写しなくても、ここまでの文章力のおかげで、行間や空白からかれの心情・表情をじゅうぶん補完することができますから。
最後の締め括りも、ふたりが結ばれて何もかも順風満帆……とキレイに整えられないところ、もどかしいけど納得できる、丁寧な結末でした。(物語世界に作者が媚びないようにするのって、難しいです‥💦)
もちろん、これはこれでふたりなりのハッピーエンドだったと信じています。
エピローグで再会したかれらに、まだあなたたちは『はじまったばかりなんだよ』って、伝えたくなりました。
いちど、『世界の中に足を踏み入れる』決意ができたんだから、どんな未来が待っていても大丈夫だよって。
長々と失礼しました。
ところどころ、上から目線な書き方になってしまい、ご不快な思いをさせてしまったらすいません。
すてきな物語をありがとうございました🙂☘️
おかゆ
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