平衡ゴーストジュブナイル
青春・恋愛
完
0
クナリ/著
- 作品番号
- 1704860
- 最終更新
- 2023/08/19
- 総文字数
- 90,148
- ページ数
- 42ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 0
- あらすじ
- 五月女奏は、不登校の高校生。
彼はある日、幽体離脱のように、自分の「幽霊」を体の外に出せるようになった。
ただし、幽霊がいけるのは自分のいる世界ではなく、それとよく似た並行世界。
ある雨の日、彼は自分の世界で、誰かの「幽霊」らしきものを見る。
その「幽霊」の本体は女子高生だった。名前は、水葉由良。
次第に交流を深めていく奏と由良だったが、それによって奏は、由良の身に何が起きていたのかを知る。
目次
-
- ゴーストたちは出逢う
- 学校へ行かない兄と妹の朝食
- ゴーストたちは言葉をかわす
- 病院の外のベンチ1
- 病院の外のベンチ2
- 癒す者たち
- 五月女奏は勘繰られる1
- 五月女奏は勘繰られる2
- 僕の不登校の理由1
- 僕の不登校の理由2
- 僕の不登校の理由3
- 本
- 自分の家にいるんだもの
- 君が辛いなら辛いでいいんだよ
- 夜の病院と、三人目のゴースト
- 自分らしい生き方なんか探すより、皆と同じように生きる方がずっとよかった
- お兄ちゃんも、私が不登校になった理由、聞かないよね
- 彼が死んで先輩は小指をくれた
- 空気を震わせることのない絶叫と妹
- 親友だったの
- 水葉由良の友人たち
- 水葉由良の友人だった者たち
- 水葉由良の今の、
- あす がっこういきます
- catastrophe 1
- catastrophe 2
- catastrophe 3
- 五月女世界の水葉由良を探して
- 心だけすこやかになんていられるわけがあるのか
- どうして生きなきゃならないのかとか、どうして人を殺しちゃいけないのかとか
- 平和な朝は残酷に明ける
- 自分と他人と、どっちが大切なんです
- どうってことなかった
- もう会えないはずの君に
- どうせ自分は死ぬんだから
- 嘘をつけと言う人は誰もいなくて、自分のことは無限に騙せた
- どうして人間て、生き物のくせに、こんなに生きづらくできてる
- 教室
- 色んな人を救ってきたように
- 五月女世界の、五月女奏と水葉由良
- 水葉世界の、水葉由良と五月女奏
- エピローグ ――水葉由良の手紙
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