俺を嫌いな君へ。

BL

完

az/著
俺を嫌いな君へ。
作品番号
1790238
最終更新
2026/10/03
総文字数
91,998
ページ数
28ページ
ステータス
完結
いいね数
0
人に嫌われるくらいなら、好かれなくていい。

そう思いながら生きてきた南優里は、ちょっと涙腺がゆるくて、目立つことが苦手な自称モブ。

数少ない友達の不二冬馬と、冬馬の幼馴染である春山海渡は、隠れ同性カップル。
冬馬の距離感の近さのせいで、海渡にはとことん嫌われている……はずなのに、二人はなにかと優里を間に挟みたがる。

この際、カモフラージュでもなんでもいい。
そう思って、二人に振り回される日々を受け入れていた優里だったが――。

毎年催される文化祭のカップルコンテストに、海渡と出場することになってしまった。

練習を重ねるうち、優里の心は少しずつ揺れ始める。

「俺が好きな子は、目の前にいる」

台本通りのセリフに、どうしてこんなにドキドキするんだろう。

これは演技。
そう思っているのに、海渡の言葉も、不器用な優しさも、本物みたいに思えてくる。

海渡くんは冬馬くんの彼氏なんだから。

――絶対、好きになっちゃダメなのに。

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