巡り、巡る、時の狭間の物語
青春・恋愛
完
2
月詠のら/著
- 作品番号
- 1717806
- 最終更新
- 2024/02/16
- 総文字数
- 31,765
- ページ数
- 23ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 2
あるいは、繋がる縁の物語
- あらすじ
- ーー気がつくと、知らない場所にいたーー
暗闇の中、知らない場所に一人、座り込んでいた蓮山千晴。導かれるようにくぐった鳥居の先には、奇妙な世界が広がっていた。
「必ず帰してあげる」
そう語る、一人の青年との出会い。果たして彼は、何者なのか。そして、この世界の正体は。
全ての謎が明かされた時、千晴の頬を涙が伝う。
これは、巡り、巡る、時の狭間の物語。
あるいは
人と人、繋がる縁の物語。
この作品の感想ノート
見知らぬ世界で出会った青年に導かれながら、その世界のことを知っていく。
そこで思い出される記憶は切なくて、だけど、大切な記憶だから、温かくも感じました。
約束は果たされて、1人になってしまっても、彼を思って花火を見あげる。
その時間だけは、彼を傍に感じられるのかな、と思いました。
彼女の横顔は寂しさが滲んでいるかもしれないけれど、きっと、優しい顔をしているのでしょうね。
素敵な物語を、ありがとうございました!
碓氷澪夜さん
2024/04/07 13:39
今は亡き人との想いをつなぐ、切なくも優しさの溢れるお話でした。
生ある限り、毎日を大切に生きていきたい、そんな気持ちにさせてくれますね。
素敵な物語をありがとうございました!
歌川ピロシキ[さん
2024/03/12 23:32
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