半透明の君へ

作品番号 1637507
最終更新 2021/05/21

半透明の君へ
恋愛・青春

123ページ

総文字数/ 113,074

ランクイン履歴:総合2位 (2021/05/17)


 いつもクラスの中心にいる君は、私の描いた絵を見た瞬間、静かに涙を落とした。

 何も思い出せず戸惑う私に、『なんでここにいるんだよ』と、君はきっと言いたかったのだろう。

 張り裂けそうな思いだっただろうか。
 出会いたくなかったという思いだっただろうか。

 神様はときに、悲しすぎる巡り合わせをすることがあるから。


 消えてしまいたい。
 ……生きていたい。
 繰り返す私たちは、まるで“半透明”だった。


 「俺がお前の声になるよ」


 これは、心が読める少年と、声が出せない少女の物語。



あらすじ
「俺がお前の声になるよ」――。高2の柚葵は、過去のトラウマで場面緘黙症になり、学校内で声を出さない。孤独な学校生活を送っていたが、ある日、顔の整った陸上部のエース・成瀬慧にスケッチブックを見られてから、彼に構われるようになる。さらに彼は「人の心が読めるんだ」と衝撃的な告白をしてきて…? クールだけど静かな優しさを持つ成瀬に少しずつ惹かれていく柚葵。しかし、二人の間には抗えない悲しい過去があった…。

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