
- 作品番号
- 1392152
- 最終更新
- 2021/03/18
- 原題
- それでも君はわたしの光
- 総文字数
- 126,518
- ページ数
- 200ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 2,102
- ランクイン履歴
-
総合1位(2020/07/28)
親との関係も、将来のことも
なにもかもうまくいかない
悲しくて、悔しくて、苦しくて
どうしようもなくて
ひとり泣いていた私のもとに
舞い降りたのは
春の陽射しのように優しい歌声と
天使のような男の子
言葉にならない傷を抱えて
それでも私たちは生きていく
まだ見ぬ春も
君のとなりで笑ってたいから
*
『だから私は、明日のきみを描く』の
スピンオフ作品。遠子の親友・遥の物語
この作品のレビュー
やっぱり、汐見先生の作品、綺麗な表現がいっぱいあっていいんです。。硝子玉とか、日常にあるけど、丁寧に見渡せば、世界が綺麗に見えるってことを教えてもらえます。この作品から、自分の気持ちをゆっくりでいい、すこしづつでいいから、誰かに伝えてみたいと思えるようになリました。汐見先生、ありがとう。
やっぱり、汐見先生の作品、綺麗な表現がいっぱいあっていいんです。。硝子玉とか、日常にあるけど、丁寧に見渡せば、世界が綺麗に見えるってことを教えてもらえます。この作品から、自分の気持ちをゆっくりでいい、すこしづつでいいから、誰かに伝えてみたいと思えるようになリました。汐見先生、ありがとう。
初めて本気で好きになった相手は自分の親友が好きだった。
そして、その親友もその相手が好きだった。
───遥の最大の苦しみ。
他にも、自分には将来の夢がないことや、お母さんに優秀な兄と比べられること。
たくさんの悩みを抱えながら、それでも一生懸命生きようとする遥に何度も何度も涙した。
───本音でぶつかること。
それは、簡単なことのように思えて、実はとても勇気ある行動だ。
今の関係を壊すことが怖くて、自分の気持ちさえもはっきりと分からなくて本音をなかなか打ちあけられなかった遥。
そして、弟が怪我をしたのは自分のせいだと一方的に決め付けて、弟の気持ちを聞かずに自分の殻に閉じこもっていた天音。
各登場人物の本音に、とても心を揺さぶられる。
───最後に。
とても深くて、様々なメッセージを受け取れるこの作品は、私の宝物です。
すごく心情が伝わって、読んでいる自分さえ悲しくなったり嬉しくなったりするようなとても素敵な作品です。
すごく心情が伝わって、読んでいる自分さえ悲しくなったり嬉しくなったりするようなとても素敵な作品です。
この作品の感想ノート
汐見夏衛先生へ
初めて先生の作品を読んでから、ずっとファンです!!
先生の作品は、全部読んでると思います!!
それくらい大好きです!!
6年前のあの日の出会いを今でもはっきりと覚えています。
私は、あの日のことをベタかもしれないけど、「運命の日」って呼んでます。
本当に先生の作品に出会えて良かったです!!
先生の作品は、私の中にある、モヤモヤした、なかなか言語化することの出来ない気持ちを、言語化してくださってるような文章で、「私ってこう思ってたんだ」って気づけました。
ひとつひとつの文章が、言葉が、宝石みたいにキラキラしていて、私の中にスって入ってきます。
今回のお話も、登場人物みんなに感情移入してしまって、涙腺崩壊してしまいました😭
いっつも読むと感情移入しまくりです。
このシリーズが大好きです!!
長文になってしまいましたが、
これからも応援しています!!
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…