ネタバレ
人との繋がり方
他人だけど、完全な他人とは言い難い、SNSでの距離感がとてもリアルでした。
他者から見た、大切な人を失った人の感じ方、そして応援したくなる気持ちが伝わってきました。
SNSで“いいね”を押して応援をする。
現代の人との距離感は、こんなものになったのかと冷たく思う人はいるかもしれません。
でもこの作品を読めば、その考えは吹き飛ぶと思います。
とても暖かい物語でした。
2024/03/04 15:13
ヒューマンドラマ
1ページ
完 ・総文字数5,358
ネタバレ
想い
りた。さんが紡ぐ物語はどこか儚く、物悲しくもある美しい世界観がとても素敵で、その魅力的な世界観にいつもすーっと、惹き込まれています。
愛するが故に…
相手の負担にはなりたくない…
この先の未来を生きていく彼にそっとエールを送るような…
彼女の一途な想いがとても素敵でした。
細かに描かれた描写と時間が流れてゆくと共に変わってゆく二人の心情が丁寧に描かれていて、作品を読み進めれば進むほどとても切ない気持ちになって…涙が止まりませんでした。
素敵な作品をありがとうございました。
2024/03/04 14:58
青春・恋愛
7ページ
完 ・総文字数32,000
ネタバレ
楽しんだ者勝ち
死を恐れ、死に向かう彼。
そこで出会うのが、底抜けに明るい彼女。
まさに“楽しんだ者勝ち”の人生が、
再スタートする瞬間でしたね。
見ていて、こちらまで楽しくなってくるくらい。
全ては自分の気持ち次第なんだな、と心から思わされました。
“余命”ものなのに、少しわくわくしている私がいました。
彼の限界を見た瞬間、ああ、そうだった…と切なくなるほどに、彼の楽しそうな姿が伝わってきました。
最後まで自分のやりたいことをやり続けた彼の人生は、きっと充実したものだったと思います。
死ぬためにやりたいことをやるのではなく、人生を彩るためにやりたいことをやる。
それが一番だよ、と教えてもらった気がします。
2024/03/04 13:06
青春・恋愛
11ページ
完 ・総文字数19,550
ネタバレ
儚く、美しい
少女の心情が、とても美しい言葉で綴られ、静かな絶望を感じました。
どこか現実味のない、余命宣告。だけど身体の限界で感じる、命のリミット。そんな中で見つけた1冊の小説は、間違いなく彼女にとっての希望。
作者との繋がり、そして作者への憧れ。
それはいつしか恋心と変わる。
恋を知らない少女が恋をする瞬間は、とても美しかったです。
“私は現実を生きている”
空想の世界を知ったからこその言葉だな、と感じました。
彼女の最期の言葉には、心が揺さぶられました。
彼女が、悔いのない人生を送ることができて、本当によかった。
いつか、先生に彼女の想いが伝わりますように。
2024/03/04 11:24
青春・恋愛
5ページ
完 ・総文字数18,290
ネタバレ
儚く、切ない…
桜の木の下…
別れた恋人と過ごした時間に想いを馳せる主人公がとても物悲しく、前(未来)へ進めずにいる心情がひしひしと伝わってきて、切なかったです…。
ラストの恋人のメッセージをきっかけに主人公が再び、前(未来)を向いて生きてゆく姿がとても素敵な作品でした。
2024/03/02 21:35
ヒューマンドラマ
2ページ
完 ・総文字数8,341
ネタバレ
□
書籍化された作品を読んで凄く共感した作品です😢
「大切な人の余命が見てたら、」
「大切な人に余命を分けてあげられたら、」
誰もが願う、
純粋な気持ちを真っ直ぐ素直に書いていて、共感の嵐でした!
素敵な作品をありがとうございました🙇♀️
2024/02/29 15:59
青春・恋愛
145ページ
完 ・総文字数104,730
ネタバレ
命の儚さ
余命って繊細で難しいテーマの中、ちゃんと命の儚さを描けていて、感動しました。情景や、会話から余命を受け入れながらも苦しみ、そして葛藤するヒロインの姿がとても胸を打つものがありました。そこをきちんと書くことが、今回のテーマでもあるのかなと感じています。澪夜さんの文章力と物語の展開はまさに今回の余命×純愛のテーマに合っていると心から思います。本当に澪夜さんと語り合いたい!って思う(៸៸>⩊<៸`)
2024/02/29 12:19
青春・恋愛
8ページ
完 ・総文字数17,699
ネタバレ
繊細な文章と綺麗な物語
まずタイトルの付け方が素晴らしい。近衛さんは大和なでしこかと思いきや、小説のために御影くんとキスをする大胆なところもあって良き。どこか謎めいた少女だがラストはまさかの……切なすぎる結末。御影くんの心にはいつまでも近衛さんが残り続ける。とても素敵な作品でした✨
2024/02/29 11:21
青春・恋愛
1ページ
完 ・総文字数9,998
ネタバレ
死神と幼なじみの三角関係
蒼羽と雨音が幼なじみで想い合っているのを知った死神の行動と最後の贈り物。ちょっと寂しげで強がりで⋯そして好きな人から命を奪えない死神の気持ちに共感しました(៸៸>⩊<៸`)そして、幼なじみ同士の恥ずかしくも純愛♡に、つい2人を応援しました!雨音ちゃんをいつも助けるヒーローみたいな蒼羽くん。2人がいつまでも幸せでいれますように✨
2024/02/29 00:54
青春・恋愛
1ページ
完 ・総文字数19,620
ネタバレ
永遠の別れから始まる物語
朗読をさせていただきました。
永遠の別れから始まった、シロヨとの出会い。
主人公である、まなに少しずつ芽生え始める希望と、そして再びの別れ。
作中での二人のやりとりはとても優しくて温かいものですが、だからこそ最期の別れは辛いものになるはず。
しかし主人公の歩む道が明るいもので、以前より前向きに、強く生きようとする姿勢もとてもいいものでした。
読ませていただき、ありがとうございました。
2024/02/26 21:49
青春・恋愛
1ページ
完 ・総文字数4,819
ネタバレ
手の温もり
いつきさんの作品、本当に素晴らしかったです……!!
号泣でした😭
俊哉がトラックに跳ねられそうになる楓を助け、手を繋いだところ。
どうなるかハラハラしていました。
楓を助けた俊哉がこのまま亡くなってしまうのもあると思ったのですが、そこで死神が来て……って流れも素敵でした。
感動の物語をありがとうございました……!!
2024/02/25 14:54
青春・恋愛
11ページ
完 ・総文字数22,819
月光が見えるような美しさです
『無能』と虐げられながらも、夢の中で出会う謎の美青年に心を癒され懸命に生きる主人公。そんな主人公を夢で見た美青年が迎えに来てくれます。青年の正体は。主人公の隠された能力とは。美しい月光の中でまみえる2人の姿が目に浮かぶ、丁寧で美しい描写のストーリーです。
『無能』と虐げられながらも、夢の中で出会う謎の美青年に心を癒され懸命に生きる主人公。そんな主人公を夢で見た美青年が迎えに来てくれます。青年の正体は。主人公の隠された能力とは。美しい月光の中でまみえる2人の姿が目に浮かぶ、丁寧で美しい描写のストーリーです。
2024/02/23 16:12
あやかし・和風ファンタジー
8ページ
完 ・総文字数14,413
ネタバレ
最高純度の愛
挫折、葛藤、青春、愛。
どの要素も詰まった、感動物語でした。
夢を見たいけれど、なにか納得できる理由を見つけて諦めてしまう。
そんな様子も、とてもリアルでした。
「私を理由に諦めないでよ」
彼女の言葉は彼を励ますためのようで、プライド、そして憧れを否定されたような悲しさが詰まっているような気がして、とても心に響きました。
再び彼が立ち上がり、夢を追うと決めた様は、きっと美しかったでしょう。
そして私は、この物語を読みながら神様を恨みました。
こんな切ない展開があっていいのか。
せっかく、彼らが愛を知り、生きる希望を見出したというのに。
「嫌だ」
それしか出てこない彼の気持ちが、痛いほどわかります。
それでも避けられない運命はやって来る。
彼女がいない未来で、彼が希望を抱きながら夢の道を歩んでいて、ただただ感動しました。
最高純度のラブストーリーを、ありがとうございました。
2024/02/23 10:22
青春・恋愛
22ページ
完 ・総文字数29,147
ネタバレ
不思議な物語
自分の居場所を見失った少女が扉を開いたのは、真夜中に高校生だけが訪れることの出来る喫茶店。
そこは時間の概念がない、不思議な喫茶店だった。
喫茶店の温かさが彼女の心を溶かしていく過程がとても丁寧に描かれていて、素敵でした。
この物語の“嘘”を知ったとき、彼女が前向きになることを願わずにはいられませんでした。
彼らが出会ったのはたった2日。
でもきっと、これから長い時間を過ごすことができるはず。
2人が再会できることを祈っています。
2024/02/21 16:07
青春・恋愛
6ページ
完 ・総文字数16,136
ネタバレ
温かい物語
なにを求めるにも、お金が請求されてしまう世界。
なんとも冷たい世界。
人との繋がりをまるで理解できない世界は、ただただ寂しいと感じた。
だからこそ、この物語の結末は、ただただ温かかった。
人の思いやりの価値を、改めて知ることができた気がする。
とても素敵なヒューマンドラマでした。
2024/02/20 15:47
ヒューマンドラマ
1ページ
完 ・総文字数4,094
ネタバレ
切なすぎる
絵を描く“僕”と、物語を描く彼女。
夜に逢い、作品を完成させていく2人の時間は、間違いなく特別で。
もともと彼女に憧れていた“僕”が、彼女にますます惹かれていくのは、言うまでもなく。
彼が告白をしようと決めたときは、つい、“頑張れ”なんて応援してしまいました。
そして、告白といえば、の王道な展開を予想外の展開に繋げていたのは、素敵で切なすぎる。
2人が夜にしか逢っていなかった理由には、納得させられました。
最後、2人の時間は形となり、彼女の言葉で残されて。
“僕”に渡された物語は、彼女のラブレターでもあるのかな、と感じました。
2024/02/19 17:05
青春・恋愛
1ページ
完 ・総文字数9,998
ネタバレ
共感しました
非現実的な存在である“人魚”
この物語を読み終えて、人魚の「上手に泳げない」という言葉の意味を、自分の中で理解できるまで考えました。
海の生き物が泳げないということは、息が上手にできないということなのかもしれない。
夜は活動できるというのは、夜ならば自由に生きられるということなのかもしれない。
そう思うと、つい、共感してしまいました。
2024/02/19 11:09
青春・恋愛
15ページ
完 ・総文字数16,353
ネタバレ
ボロ泣き必須
初めて小説で泣きました!!
書籍で読んだあと、ノベマ!で読んだのですが、どちらもボロ泣きでした(笑)
愛する優海のため。
愛する凪沙のため。
この思いが痛いぐらい伝わってきて、ノベマ!で読んだ際は、結末を知っていたので途中から涙が止まりませんでした。
1回目では分からなかった凪沙の思いが2回目読んだ時には本当に伝わり、全人類に読んでほしいと思いました!(笑)
読み終わったあとは、まるで違う世界に来たような、自分の人生180度変わるような、そんな体験です。
ぜひ、読んでみてください!
2024/02/18 09:02
青春・恋愛
241ページ
完 ・総文字数128,865
ネタバレ
癒しの時間と、嘘
平和主義な彼女は、悪く言えば、自分の意見がない子。
そんな彼女が祖母の店で出会った、大人っぽい女子高生。
彼女と過ごす時間は、学校でも家でも居心地の悪さを感じていた主人公にとって、癒しの時間。
少しずつ心を開いていき、仲良くなる2人はとても微笑ましく感じました。
それでもその時間は唐突に終わってしまう。
大人っぽい彼女の嘘の真意。
青春に後悔を置いて来た人なら、誰でも理解できてしまうでしょう。
一度後悔した人は強い。
だから彼女は、主人公の心の支えになれたのかもしれません。
そんな彼女の存在は、嘘で作られたものかもしれない。
だけどきっと、主人公にとっては嘘ばかりではなかったと思います。
2人がまた、笑い合えますように。
2024/02/17 22:26
青春・恋愛
12ページ
完 ・総文字数26,911
ネタバレ
どこかであるかもしれない物語
SNSの距離感が、リアルなようで、空想のようでした。
私の身近にはいないだけで、どこかでありそうな物語だと思いました。
SNS内での憧れの人は、近くにいるかもしれない。
昔馴染みかもしれない。
そんな疑念を抱きつつ過ごしていく中で、投稿に変化が見られる。
そこから物語は予想できない方向に進んでいきます。
彼女には憧れの彼に会ってほしかった。
会って、幸せになってほしかった。
ただ、彼を生かすために選んだ未来を、全力で突き進んでほしいとも思いました。
2024/02/17 21:12
青春・恋愛
1ページ
完 ・総文字数8,617