- あらすじ
- 高校2年生の日野瑞季は触れた人の余命を見ることができるという特殊能力がある。その能力のせいで、死を常に意識させられてしまい、他人と関わることを避けるようになった。
余命は神が決めた運命で、変えることはできない。
毎日規則的に1日ずつ減っていく。
例外はない。
……はずだった。
この作品のレビュー
この作品の感想ノート
まず、とても読みやすかったです。
私も小説を書いたことがありますが、小説のお手本のようでした。
設定をしっかり活かしたり、伏線をきれいに回収したり、私にはどうしても難しいので、すごいと思いました。
尊敬します。
ページ数的にも読みやすく、2、3時間で読み終わりました。
普段の会話のシーンなど、読んでいておもしろかったです。
この小説を読んで、途中から涙がでてきて、泣きながら読みました。
久しぶりに小説で泣きました。
今まで読んだ本の中で間違いなく、1番素敵な小説だと。そう思いました。
僕の1番好きな小説です。
ありぃさん
2022/02/21 20:42
感動して思わず泣いてしまいました。
最後は全て上手くいってハッピーエンド…というわけに行かないのがこの作品の良い所なんですよね。
ラストのシーンでは何故、主人公である日野瑞季が生き続けることができたのか、
色々考察していく内にまた思い出して泣いてしまう。
何度も何度も繰り返し読み続けても味が出続ける素晴らしい作品だと感じました。
作中で花純が「瑞季君にも超大作の手紙を送ってあげる」というシーンでは嫌な予感が脳裏をよぎってしまい、それが見事的中してしまう形にはなりましたが、
作中で貼られていた伏線の数々もしっかりと最終的には綺麗に回収されていた点も素晴らしいと思いました。
素敵な作品をありがとうございます。
また次回作も楽しみに待っています。
しんらさん
2022/02/09 23:06