名もなき剣に、雪が降る ― 無明隊奇譚

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異世界(バトル・冒険)28位(2025/10/23)

異世界ファンタジー

名もなき剣に、雪が降る ― 無明隊奇譚
作品番号
1763724
最終更新
2025/10/21
総文字数
152,786
ページ数
26ページ
ステータス
完結
いいね数
112
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異世界(バトル・冒険)28位(2025/10/23)

――名を捨てて、刃だけを残す。
斬らずに止める剣。
勝ちを数えぬ無敗の男。
江戸の風が、炎の京を駆け抜ける。
白装束の剣士と、紅の槍使い。
二人が交わした誓いは、
名も記録も越えて、風の中に生き続ける。

ーーーーーーー

第一章「朝霧館の誓い」

1-1 初太刀の午後
1-2 江戸の影、無血の手
1-3 出立、旗と風

第二章「風と雷、京へ」

2-1 東海道の試し
2-2 無明隊の門
2-3 初任務・辻の灯
2-4 闇の掟

第三章「無明の掟」

3-1 粛清の命
3-2 雨と灯の間
3-3 掟の縁、友の重み

第四章「祇園の夜影」

4-1 花街の白狐
4-2 座敷迷路
4-3 夜明けの口止め

第五章「紅蓮の刃」

5-1 濡れ衣
5-2 夜盗より早く
5-3 白と紅、掟を越えて

第六章「月下の誓い」

6-1 廃寺の灯
6-2 盥の水
6-3 名を置く場所

第七章「池月屋、炎上」

7-1 先陣の扉
7-2 炎の廊下
7-3 ここまで

第八章「風のあと」

8-1 空白の帳

第九章「白装束の噂」

9-1 町の物語

第十章「春の庭、風の記」

10-1 稽古日和(終)
あらすじ
幕末の闇を斬るのは、名もなき刃。
沈黙の剣士・沖田静と、江戸の雷・矢野蓮。
彼らの戦いは、勝ち負けの記録に残らない。
それでも――確かに、この世の風は彼らを覚えている。
「無敗とは、勝ちを数えぬこと。」
静寂と疾風が共に在った、最後の時代の物語。

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