書籍化原作
- 作品番号
- 1640193
- 最終更新
- 2021/06/20
- 原題
- 消えちまえばいい世界のなかで、明日も君と恋をする。
- 総文字数
- 89,026
- ページ数
- 162ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 662
- ランクイン履歴
-
総合12位(2021/07/19)
青春・恋愛7位(2021/07/15)
親友だと思っていた友人から、いじめを受けている高2の池澤莉緒。
ふと、消えてしまってもいいかなと思った歩道橋の上で、幸野悟という男に声をかけられる。
馴れ馴れしいその態度に腹が立ち、何も答えず立ち去ろうとした莉緒に、幸野は言う。
「また明日、池澤莉緒さん」
この男、どうしてわたしの名前を知っているの?
翌日莉緒のクラスに転校してきた幸野は、いじめられている莉緒を庇おうとする。
戸惑う莉緒に、寄り添ってくる幸野。
「つきあおうよ、おれたち」
まったく意味がわからない。
「おれはこの世界に、池澤さんさえいればそれでいい」
こいつがわたしに近づいてくる、ほんとうの理由はなんなの?
やがて莉緒は、7年前に起きた事件と幸野の望みを知り、初めて自分で動き出す。
「このどうしようもない世界のなかで、一緒に生きよう」
複雑な想いを抱えた高校生たちの、苦くて痛い青春恋愛もの。
*2024/1/26 書籍発売されました。
こちらは改稿前の作品です。書籍版は加筆・修正しており、内容が一部異なります。
ふと、消えてしまってもいいかなと思った歩道橋の上で、幸野悟という男に声をかけられる。
馴れ馴れしいその態度に腹が立ち、何も答えず立ち去ろうとした莉緒に、幸野は言う。
「また明日、池澤莉緒さん」
この男、どうしてわたしの名前を知っているの?
翌日莉緒のクラスに転校してきた幸野は、いじめられている莉緒を庇おうとする。
戸惑う莉緒に、寄り添ってくる幸野。
「つきあおうよ、おれたち」
まったく意味がわからない。
「おれはこの世界に、池澤さんさえいればそれでいい」
こいつがわたしに近づいてくる、ほんとうの理由はなんなの?
やがて莉緒は、7年前に起きた事件と幸野の望みを知り、初めて自分で動き出す。
「このどうしようもない世界のなかで、一緒に生きよう」
複雑な想いを抱えた高校生たちの、苦くて痛い青春恋愛もの。
*2024/1/26 書籍発売されました。
こちらは改稿前の作品です。書籍版は加筆・修正しており、内容が一部異なります。
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