あやかしも未来も視えませんが。
あやかし・和風ファンタジー
完
2
水鳴諒/著
- 作品番号
- 1737964
- 最終更新
- 2024/11/02
- 総文字数
- 130,806
- ページ数
- 67ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 2
時は大正五十年。高圓寺家の妾の子である時生は、本妻とその息子に苛め抜かれて育つ。元々高圓寺家は見鬼や先見の力を持つ者が多いのだが、時生はそれも持たない。そしてついに家から追い出され、野垂れ死にしかけていたところ、通りかかった帝国軍人の礼瀬偲が助けてくれた。話を聞いた礼瀬は、丁度子守りをしてくれる者を探しているという。時生は、礼瀬の息子・澪の面倒を見ることを条件に礼瀬の家で暮らすこととなる。軍において、あやかし対策部隊の副隊長をしている礼瀬はとても多忙で、特に近年は西洋から入ってくるあやかしの対策が大変だと零している。※架空の大正×あやかし(+ちょっとだけ子育て)のお話です。
- あらすじ
- 時は大正五十年。高圓寺家の妾の子である時生は、本妻とその息子に苛め抜かれて育つ。元々高圓寺家は見鬼や先見の力を持つ者が多いのだが、時生はそれも持たない。ついに家から追い出され、死にしかけていたところ、通りかかった帝国軍人の礼瀬偲が助けてくれた。礼瀬は、丁度子守りをしてくれる者を探しているという。時生は、礼瀬の息子・澪の面倒を見ることを条件に礼瀬の家で暮らすこととなる。※架空の大正×あやかしのお話。
目次
-
- 【001】かじかんだ手
- 【002】ひもじさ
- 【003】不識の天井
- 【004】新しい一日の開始
- 【005】澪の部屋
- 【006】澪の知識
- 【007】荷運び
- 【008】澪の気遣い
- 【009】初日の終幕
- 【010】秋空の高さ
- 【011】酒と金平糖
- 【012】偲の問い
- 【013】初めての休日と外出
- 【014】偲の欲しかったもの
- 【015】冷たい麦茶
- 【016】忘れ物
- 【017】あやかし対策部隊の本部
- 【018】社会勉強
- 【019】死神
- 【020】破魔の技倆
- 【021】熱と悪夢
- 【022】あやかし対策部隊にて
- 【023】ステッキ
- 【024】死に装束と地下
- 【025】供物
- 【026】自分の部屋
- 【027】牛鬼
- 【028】師走の到来
- 【029】奥様の帰還
- 【030】打診
- 【031】渡された制服
- 【032】あやかし対策部隊のメンバー
- 【033】日々の任務について
- 【034】おかえりの一言
- 【035】資料を読む
- 【036】慰霊祭
- 【037】姿が見えない
- 【038】ココア
- 【039】初雪の午後
- 【040】新聞
- 【041】妖力の痕跡
- 【042】社
- 【043】牛鬼の面の紐
- 【044】強さ
- 【045】林
- 【046】報告とすき焼き
- 【047】理想の世界
- 【048】壊したくない平和
- 【049】紙芝居
- 【050】既視感
- 【051】生まれた理由と生きる意味の違い
- 【052】午後の全体会議
- 【053】マフラー
- 【054】招待状
- 【055】訓練の成果
- 【056】クリスマス・イブ
- 【057】先見の才の片鱗
- 【058】秘刀
- 【059】布袋の秘珠
- 【060】大広間
- 【061】浄化の技法
- 【062】あやかしも未来も視えなかったのは、
- 【063】終結
- 【064】いくつあってもいいもの
- 【065】今年最後の月隠り
- 【066】書き初め
- 【067】ぬくまる手
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