青春・恋愛
完
田口恵阴/著
- 作品番号
- 1735637
- 最終更新
- 2025/01/01
- 総文字数
- 64,397
- ページ数
- 24ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 0
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緑に包まれた場所を走ることが好きな陸上部の蒼空は、曾祖父が遺した一冊の本を大切にしている。自分の名前がタイトルの一部になっているその本を、無意識に心の御守りのようにして高校生活を送っていた。その物語のラストの部分のような印象的な光景をある春の一日に目にした蒼空は、一人の新入生と顔を合わせる。その昼休みに相手が喋ったフランス語が曾祖父の本のタイトルと重なったことで、蒼空の新しい物語が始まっていく。
一方で蒼空に声を掛けられたフランス人の一藍も、空という言葉が名前に含まれたひとつ年上の日本人高校生に一瞬で心を捕らわれていた。目だけで人を殺せそうな小鉄に作ってもらった弁当を手にして、教室で一藍がクラスメイトたちと五人で繰り広げる友愛トーク。蒼空と青い空を見るために入った陸上部。女神の姉と天敵の姉。分かちがたく一藍が空と繋がっていることを示唆する音楽との邂逅。
一藍のクラスメイトである後輩男子たちからも慕われる「心もイケメン」蒼空と、フランス人ならではのアムール魂でストレートに愛を語る一藍との深い心の交流を紡ぐ。
一方で蒼空に声を掛けられたフランス人の一藍も、空という言葉が名前に含まれたひとつ年上の日本人高校生に一瞬で心を捕らわれていた。目だけで人を殺せそうな小鉄に作ってもらった弁当を手にして、教室で一藍がクラスメイトたちと五人で繰り広げる友愛トーク。蒼空と青い空を見るために入った陸上部。女神の姉と天敵の姉。分かちがたく一藍が空と繋がっていることを示唆する音楽との邂逅。
一藍のクラスメイトである後輩男子たちからも慕われる「心もイケメン」蒼空と、フランス人ならではのアムール魂でストレートに愛を語る一藍との深い心の交流を紡ぐ。
- あらすじ
- 『蒼滲む影さえ恋しいエビアンを持つ手も好き君のまるごとが好き』
幼いころから大切にしていた物語。
旧校舎の一角で見知らぬ背中を見た瞬間、その物語が動き出す。
空ばかりみてしまいがちなフランス人新入生と
空を名前に持つ陸上部の上級生
互いに交錯する心と綾なすアオハル
フランス人のAmour魂が瑞々しく情熱的に弾ける青春エール
目次
-
-
蒼の序章
-
藍の序章
-
蒼だけの物語
-
藍だけの空を見つける
-
蒼が走るのは
-
藍も走るのは
-
蒼のアオハル
-
紫の思惑
-
藍の詩
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コンパニオン・ドゥ・クラス・アン
-
ダンス・ダンス・ダンス・ダンス
-
蒼の地獄と天国
-
藍と朱
-
蒼が藍の青にとらわれるまで
-
藍色に染めて
-
蒼の文月
-
藍の文月
-
蒼の蔵
-
コンパニオン・ドゥ・クラス・ドゥ
-
藍の何もないいつもの日常
-
蒼のまるごと
-
藍の夏の終わり
-
蒼の秋の始まり
-
藍と蒼が染めあって
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