あめ ときどき うた

ランクイン履歴

総合37位(2025/11/21)

青春・恋愛11位(2025/11/14)

恋愛7位(2025/10/16)

青春・恋愛

た胡/著
あめ ときどき うた
作品番号
1759167
最終更新
2025/11/28
総文字数
122,709
ページ数
24ページ
ステータス
完結
いいね数
18
ランクイン履歴

総合37位(2025/11/21)

青春・恋愛11位(2025/11/14)

恋愛7位(2025/10/16)

雨、時々──
和歌が降るでしょう


第10回スターツ出版文庫大賞応募作品
あらすじ
傘に和歌を綴って贈り合う神事〈傘ゆら〉に選ばれた4人の高校生────平凡な美術部員・露木オミト、靴ひもを結べない陸上部の幼なじみ・虹又アメリ、才色兼備の時雨マドカ、そして孤高の奏者・雲座レンジ。
彼らは互いに勘違いし、すれ違い、気付かぬフリをしていた想いに向きあっては、それぞれに葛藤してゆく。

友情と恋が交錯するひと夏の青春群像劇。
果たして〈傘ゆら〉が導くのは、約束か、それとも別れか。

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:マチュさん
ネタバレ
恋とはなんぞや?
レビューを見る

2025/09/10 20:08

この作品の感想ノート

正直なところ「傘ゆら」のルールを示されたところで、この「傘ゆら」に登場人物が振り回される典型的ラブコメなのかもと思ってしまいました。しかし、その実「傘ゆら」はあくまでトリガーの役割で、メイン登場人物たちが悩み惑い苦しむところから一歩を踏み出すという展開、本当に胸を掴まれるようでした。この自己認識も感情の発露も不安定な年頃の4人ならではの物語に夢中で見入ってしまいました。
そして耽美なチギリ叔父さんの問い「恋とは、なんぞや」、読了後にじわじわと胸中に答えが浮かび上がってきそうになる読後感です。

2025/10/15 01:39

この作品のひとこと感想

すべての感想数:7

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