すべての季節に君だけがいた

青春・恋愛

春田モカ/著
すべての季節に君だけがいた
書籍化作品
作品番号
1665880
最終更新
2022/04/16
原題
一週間ごとに季節が巡っていく世界で、彼女は生きている。
総文字数
140,198
ページ数
154ページ
ステータス
完結
いいね数
214
ランクイン履歴

総合28位(2022/04/22)

青春・恋愛7位(2022/04/22)

ランクイン履歴

総合28位(2022/04/22)

青春・恋愛7位(2022/04/22)



一週間ごとに季節が巡っていく世界で、彼女は生きている。

「私にとって三ヶ月前のことは昨日のことだけど、神代君にとってはそうじゃないからさ」

桜の花みたいに笑うクラスメイトの君は、
病の治療法が見つかるまで、
四季ごとにコールドスリープを繰り返していた。

「俺が先に大人になっても……、季節が巡るたびに今日のことを思い出すよ」

春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来ても……、
俺は、ただ、君のそばにたい。



あらすじ
鬱屈とした日々を送っている、有名ゲーム実況者の男子高校生・禄(ろく)のクラスに、休学していた生徒が突然やってきた。「年に四週間しか起きていられませんが、よろしくお願いします」女優のような輝きを放つ彼女・青花(あおか)は、病の治療法が見つかるまで、『四季コールドスリープ』という処置を受けていて…。「目覚めたら、またそばにいてくれる…?」この世界を愛おしいと思えたのは、君が俺の季節にいたからだ。

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この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

2人で同じ時間を歩めてハッピー!なENDになると思っていたのですが、すごく切なくて、思わず涙が溢れてしまいました( ¯ ¨̯ ¯̥̥ )
いつかまた2人が出会えることを願ってます🍀*゜

2023/03/13 02:19

とてつもなく複雑な問題を題材かつ想像を絶する展開に、絶句してしまいました。コールドスリープの是非を考えると同時に命の大事さを考えるきっかけを与える名作だと思います。

2022/09/16 16:22

号泣してしまいました。
青花の偶然会った憧れの“師走”さんとの出会いから、
儚い恋心に変わっていって、
突然青花が事件で亡くなってしまう。

幸せラブラブエンドではないところが、切なくて、青花のゲームに残された気持ちが、私に刺さりました。

こんなに泣いたのは久しぶりです。
素敵な物語をありがとうございました。

未名さん
2022/07/02 21:45

この作品のひとこと感想

すべての感想数:481

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