吸血鬼に捧げる恋占い

作品番号 1640304
最終更新 2021/09/26

吸血鬼に捧げる恋占い
ファンタジー

131ページ

総文字数/ 139,702

グレンは半身を起こしサラの手首を引き寄せ、その指先に唇を当てた。

サラの指先から流れる血を熱い舌で舐めとると、サラの体を抱き寄せた。

指先が熱い。心臓が引き絞られるような気がしてサラはぎゅっと目を閉じた。

恐ろしい。恐ろしくてたまらないのに、サラは心のどこかでその先を望んでいた。グレンに抱きしめられ、理性を失うほど求められていると思えば、何年もの孤独が癒されるような気がした。

「君の、……君の血が欲しい」
あらすじ
奇術師の館で占い師として働くサラ。そこに現れた客はサラを惑わせる。お互いを意識しながら次第に親しくなっていくが、二人の間には近付いてはいけないある秘密があった。

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