臆病な少女は生贄として溺愛される

ランクイン履歴

総合32位(2026/06/05)

和風ファンタジー9位(2026/06/05)

和風ファンタジー

臆病な少女は生贄として溺愛される
作品番号
1782122
最終更新
2026/06/02
総文字数
92,008
ページ数
22ページ
ステータス
完結
いいね数
1
ランクイン履歴

総合32位(2026/06/05)

和風ファンタジー9位(2026/06/05)

「嫁に来るか?」

奔放な母親に捨てられて村で蔑まれている凛は、同い年の孫一に執拗に罵声を浴びせられている。
山のなかの祠がある場所で泣くのをこらえていると、祠の中から声をかけられた。

「泣きたかったら泣けばいい」

姿も何も見えないのに、その声は人とうまく話せなくても怒らず凛に優しくしてくれる。
はじめてやさしくしてくれた祠の声を凛は神様だと思うようになる。
暴力までふるわれ限界がきて神様の傍に行きたいと願えば、十六になったら嫁になるかと言ってくれた。
 
けれど十六になった凛は生贄として軟禁され、祠には一度も行けていない。
滝つぼに落とされた凛が見たものは、水の底にある屋敷と浮世離れした美しさの龍神だった。
生贄とは思えない優しさに満ちた生活に、凛は困惑していく。




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