和風ファンタジー
やらぎはら響/著

- 作品番号
- 1782122
- 最終更新
- 2026/05/17
- 総文字数
- 5,047
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 未完結
- いいね数
- 0
「嫁に来るか?」
奔放な母親に捨てられて村で蔑まれている十歳の凛は、同い年の孫一に執拗に罵声を浴びせられている。
山のなかの祠がある場所で泣くのをこらえていると、祠の中から声をかけられた。
「泣きたかったら泣けばいい」
姿も何も見えないのに、その声は人とうまく話せなくても怒らず凛に優しくしてくれる。
暴力までふるわれ限界がきて祠へ傍に行きたいと願えば、十六になったら嫁にすると言ってくれた。
けれど十六になった凛は生贄として軟禁され、祠には一度も行けていない。
滝つぼに落とされた凛が見たものは、水の底にある屋敷と浮世離れした美しさの龍神だった。
生贄とは思えない優しさに満ちた生活に、凛は困惑していく。
奔放な母親に捨てられて村で蔑まれている十歳の凛は、同い年の孫一に執拗に罵声を浴びせられている。
山のなかの祠がある場所で泣くのをこらえていると、祠の中から声をかけられた。
「泣きたかったら泣けばいい」
姿も何も見えないのに、その声は人とうまく話せなくても怒らず凛に優しくしてくれる。
暴力までふるわれ限界がきて祠へ傍に行きたいと願えば、十六になったら嫁にすると言ってくれた。
けれど十六になった凛は生贄として軟禁され、祠には一度も行けていない。
滝つぼに落とされた凛が見たものは、水の底にある屋敷と浮世離れした美しさの龍神だった。
生贄とは思えない優しさに満ちた生活に、凛は困惑していく。
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