二列目、窓側、君のとなり〜猫とノートと、君の声〜

BL

二列目、窓側、君のとなり〜猫とノートと、君の声〜
作品番号
1777108
最終更新
2026/03/13
総文字数
14,959
ページ数
12ページ
ステータス
未完結
いいね数
4
「橘、お前さ」

人と目、合わせないよな。

教室でも、廊下でも、
いつもどこか逃げてるくせに——

……なのに。

体調悪かった俺を、
何でもない顔で助けた。

——ありがとう、なんて。

言えるわけないだろ。

俺のほうが、
先に落ちたみたいで。

……最初は、俺を見た橘を、
ちゃんと見返したかっただけだ。

でも気づいたら、
俺はお前のことばっか見てた。

逃げても無駄だぞ、橘。

——もう、とっくに見つけてる。
あらすじ
人と話すのが苦手な俺、橘紬。
駐車場の野良猫を毎日見守っている。

ある日、餌の記録を書いたノートを植え込みに残すと“誰か”の返事が書き込まれていた。
それから始まったのは、猫の様子を書き合う、名前も知らない相手との交換日記。
そんな中教室では、人気者のクラスメイト・朔が、なぜか何度も俺を助けてくれる。
どうしてあいつは、俺をこんなにドキドキさせるんだろう。
ーその理由を知るのは、もう少し先の話。

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