戸惑いの神嫁と花舞う約束 呪い子の幸せな嫁入り

あやかし・和風ファンタジー

響 蒼華/著
戸惑いの神嫁と花舞う約束 呪い子の幸せな嫁入り
作品番号
1735481
最終更新
2024/10/03
総文字数
128,973
ページ数
34ページ
ステータス
完結
いいね数
1
四方を海に囲まれた国・花綵。
長らく閉じられていた国は動乱を経て開かれ、新しき時代を迎えていた。
特権を持つ名家はそれぞれに異能を持ち、特に帝に仕える四つの家は『四家』と称され畏怖されていた。
名家の一つ・玖瑶家。
長女でありながら異能を持たない為に、不遇のうちに暮らしていた紗依。
異母妹やその母親に虐げられながらも、自分の為に全てを失った母を守り、必死に耐えていた。
かつて小さな不思議な友と交わした約束を密かな支えと思い暮らしていた紗依の日々を変えたのは、突然の縁談だった。
『神無し』と忌まれる名家・北家の当主から、ご長女を『神嫁』として貰い受けたい、という申し出。
父達の思惑により、表向き長女としていた異母妹の代わりに紗依が嫁ぐこととなる。
一人向かった北家にて、紗依は彼女の運命と『再会』することになる……。
あらすじ
四方を海に囲まれた島国・花綵。
異能者の名家の一つ・玖瑶家にて長女である紗依は使用人として虐げられていた。
理由は、紗依が異能を持たないで生まれた呪い子であるから。
母を守りながら、かつて消えた不思議な小さな光である友との約束を胸に日々耐えていた紗依。
ある日、帝に仕える四家の一つであるが『神無し』と忌まれる北家から『長女を神嫁に』という申し出があり、紗依は異母妹の身代わりに嫁ぐ事になり……。

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