- 作品番号
- 1708150
- 最終更新
- 2023/12/10
- 総文字数
- 78,544
- ページ数
- 66ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 33
- ランクイン履歴
-
総合16位(2023/12/19)
あやかし・和風ファンタジー4位(2023/12/17)
『化け物』と囁かれ「うさぎ」と名付けられた少女は、
物の怪神の『花嫁』になる。
うさぎは、生まれながら白髪、赤目という容姿のため、
一族や村人に疎まれて育った。
ある日、村が祀る神社の百年に一度の「遷宮」が始まるので、うさぎの家『槙山』家は
仮住まいの屋敷と神をお世話する女性『贄』を提供する。
本妻の娘美月の代わりに脇腹であるうさぎが選ばれることに。
その姿を見た者の情報で、密やかに「物の怪様」と呼ばれている
恐ろしい姿の神で、お世話いうよりていのいい生贄であることを、
うさぎは重々承知であった。
「今もこれからも同じ、いえ、神の御力の前にしたら私はすぐに絶命するでしょうから、その方が幸せかも」と、
「物の怪」神の元に嫁にいくうさぎであったが――
物の怪神の『花嫁』になる。
うさぎは、生まれながら白髪、赤目という容姿のため、
一族や村人に疎まれて育った。
ある日、村が祀る神社の百年に一度の「遷宮」が始まるので、うさぎの家『槙山』家は
仮住まいの屋敷と神をお世話する女性『贄』を提供する。
本妻の娘美月の代わりに脇腹であるうさぎが選ばれることに。
その姿を見た者の情報で、密やかに「物の怪様」と呼ばれている
恐ろしい姿の神で、お世話いうよりていのいい生贄であることを、
うさぎは重々承知であった。
「今もこれからも同じ、いえ、神の御力の前にしたら私はすぐに絶命するでしょうから、その方が幸せかも」と、
「物の怪」神の元に嫁にいくうさぎであったが――
- あらすじ
- 棘々を纏った大柄なゆえに「物の怪」と呼ばれた荒々しくも美しい神様と、
その容姿ゆえに虐げられて生きてきた娘うさぎの物語。
目次
-
- 神の花嫁(贄)は化け物白うさぎと呼ばれている(1)
- 神の花嫁(贄)は化け物うさぎと呼ばれている(2)
- 御祭神様の元へ
- 『物の怪』神様と初対面(1)
- 『物の怪』神様と初対面(2)
- 贄でなく、本当に物の怪神の花嫁になる(1)
- 贄でなく、本当に物の怪神の花嫁になる(2)
- 幸せな生活・母と会う
- 下界 村では(1)
- 下界 村では(2)
- 下界 村では(3)
- 幸せな生活 衣装を調える(1)
- 幸せな生活 衣装を調える(2)
- 『禍』に近い『厄』
- 下界 神託と宮司の憂い(1)
- 下界 神託と宮司の憂い(2)
- 遷宮前日の事件(1)
- 遷宮前日の事件(2)
- 遷宮前日の事件(3)
- 純然たる御曹司は、無邪気に(1)
- 純然たる御曹司は、無邪気に(2)
- 『禍』はお前だ(1)
- 『禍』はお前だ(2)
- 物の怪神の裁量
- 物の怪神の花嫁は美しいうさぎの化身
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