群青カタルシス

ミステリー

千鶴/著
群青カタルシス
作品番号
1725491
最終更新
2024/07/31
総文字数
143,888
ページ数
77ページ
ステータス
完結
いいね数
0
死刑囚、浅倉潤(あさくらじゅん)
教誨師、宗胤(しゅういん)

二人の男は、三時間後に爆発する爆弾がカウントダウンを続ける部屋で、互いに向き合い座る。

宗胤は言う。
「浅倉潤さん、あなたはあなたの人生を振り返ってくださればそれでいい」

潤は死を受け入れていた。それなのに、こうして宗胤と話をする時間は無駄ではないか、そう憤る。

しかし。一見意味のないこの人生の振り返りは、潤の胸中深くに沈んだとある思いを呼び起こすのだ。

「浅倉潤。あなたは、罪人だ」

——密室。言の刃での戦いが、今始まる。

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