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愛翔くんと春哉さんの関係が少しずつ深まっていく様子に、ずっとドキドキしながら読ませていただきました。
甘いシーンはもちろん素敵なのですが、それだけではなく、お互いを大切に想うからこそのすれ違いや葛藤も丁寧に描かれていて、とても感情移入できました。
個人的には宏明くんがすごく印象的でした。
切ない立場なのに不器用な優しさで愛翔くんを支えていたところとか…。
春哉さんの過去や組織の話が明かされてからは一気に物語に引き込まれ、気付けば続きが気になってどんどん読み進めていました。
切なさも甘さもあって、読後には温かい気持ちになれる素敵な作品です✨
「青年期失顔症」、「青春ゲシュタルト"崩壊"」、これらのワードをお見かけした時からずっと気になっていた小説です。やっと読める!と勢いのまま読み始めたところ、気づけば一気読みしていました。泣けるとか、感動とか、一言で述べられるなら、それはそれで良いことかもしれません。ですが、言葉一つでは語りきれない読後感を得ている今、この気持ちをどう言い表せばいいのかわからず……一つはっきり言えるのは、こういう読後感を求めていた、ということです!!もっと早くに読むべきでした……!!
冒頭書き出しの掴みが素晴らしいと思いました。
一文、といいますか一撃の破壊力が。
物語を通して描かれるのは「離れられるわけないふたり」の姿でした。
愛しているというより呪っているように執着し合い、強烈に互いを意識しながらも、肉体的にも心理的にも触れ合えない。
ようやく、タツキがアイトへの想いを自覚したかと思えば、その感情は17歳で途切れてしまうと告げられる…。タツキにとってはそれは、10代にありがちなセクシュアリティの揺らぎで済ませられる。でも同性愛者のアイトはそうじゃない。
なかなかに残酷なクライマックスだったと思います。インクリボンというギミックはこのためにあったのかと(性格悪いなと思いました)
それでもふたりの選んだ正解を応援したい。
ただ…心中や死を連想させるようなアイテムが多いのが不穏で心がざわつきます…十色の名称、蚕と繭、水底の古墳、エピローグでの喪服?の耽二郎など…
亡くなった人に会って自分の道を進んでいく。そんなありそうでないような作品で不思議な気分でした。
大切な人を失う悲しみや後悔、それでも前を向いて生きていくことの大切さが伝わる作品でした。特に「正解なんてない」というテーマが、翠の成長を通して描かれているところが印象的です。
冒頭と結末の「行ってきます」がつながっている点も素敵だと思いました。
感情描写が心に響く作品だと胸を張って言い切れます!
百合好きでタグから読んだところ、一瞬で引き込まれて最後まで一気読みしました。ガールズラブ、からのとんでもないホラー……でもだからこその百合!ガールズラブストーリー……尊いです……キャラ短コンテストでこういうテーマがあったら、アンソロジーがあったら即購入するレベルで好きな作品です……とても素晴らしい作品を拝読できたこと、感謝いたします……!!!!
