厄咲く箱庭 ~ 花巫女と災いの神

作品番号 1694059
最終更新 2023/11/20

厄咲く箱庭 ~ 花巫女と災いの神
あやかし・和風ファンタジー

18ページ

総文字数/ 56,700

ランクイン履歴:

あやかし・和風ファンタジー:42位(2023/04/03)


 全てを諦め 搾取される事を
 存在意義に生きていた女は
 放置という名の歪んだ自由と
 思慮を得て 自身を知った。

 全てを拒絶し 忌み嫌われる務を
 虚しく感じていた厄神は
 少しずつ息を吹き返す花に
 安らぎを得て 情を知った。

 “再生と破壊”
 両極の能持つ異種の二人が
 歪に出逢い、恋におちた先は……


※本作に登場する厄病神は、疫病のみをもたらす疫病神とは異なります。彼はあらゆる災厄、不運(天変地異は別件)全てを助長させる神です。
※フィクションです。実在の人物、土地、出来事とは関係ありません。
※PG12程度の性表現、残酷表現があります。
(該当タイトルに★)
※身分や職業に対して侮蔑的な表現があります。古に実在した名称ですが称賛を意図しておりません。
※更新後、加筆修正することがあります。
ストーリーが変わる場合はお知らせします。
※表紙画にSNAO様のフリー素材をお借りしております(2023.9.18変更)
あらすじ
現世の何処かの別世。異能ある人族の女は『尊巫女』と呼ばれ、神族との混血である界の長の元にゆく因習があった。認められれば子孫繁栄の為の伴侶となり、否な場合は贄として一族に喰われる。
治癒を与える花を召喚し萌芽促進もする稀力を持つ、アマリという尊巫女がいた。持て囃され畏れられてもいた彼女は、災厄の元凶、厄病神への贄にされる。弱体化させるのが目的だったが、察した彼はアマリを避け、離れに住まわせ軟禁する。

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