あやかしの癒し子〜祓い屋の出来損ないは、鬼の王の最愛〜

和風ファンタジー

あやかしの癒し子〜祓い屋の出来損ないは、鬼の王の最愛〜
作品番号
1782486
最終更新
2026/05/23
総文字数
11,876
ページ数
14ページ
ステータス
未完結
いいね数
0

“出来損ない”の少女を求めたのは、
妖の頂点に立つ――鬼だった。


時は大正。

人間の住む「現世」と、妖たちが暮らす「幽世」は、長い争いの末に結ばれた“不干渉の契り”によって、かろうじて均衡を保っていた。

名門祓い屋の分家・九条家に生まれた少女、九条奈津。
双子の妹と比べて霊力が乏しく、祓い屋としての能力も失っている奈津は、“出来損ない”と蔑まれながら育つ。

唯一の想い人にも裏切られ、年老いた男の後妻として売られそうになった奈津は、絶望の末に妖たちの住む異界“幽世”へ迷い込む。

そこで出会ったのは、“鬼の王”と恐れられる紫鬼。

しかし彼は、妖を蝕む“瘴気の奇病”に侵され、死の淵に立たされていた。

誰も近づけないほど暴走した瘴気を、奈津だけが静めることができる――。

奈津は、妖たちにとって特別な“癒し子”だったのだ。

最初は人間である奈津を拒絶していた妖たち。
けれど奈津は、不器用ながらも彼らと向き合い、少しずつ幽世で居場所を見つけていく。

「俺の隣にいろ」

奈津がそばにいるだけで、暴走していた瘴気は静まり、紫鬼の苦痛も和らいでいく。

奈津は紫鬼の隣で初めて居場所を知り、紫鬼もまた、奈津がそばにいることを求めるようになっていく。

最初はただ、“生きるために必要な存在”だったはずなのに。

その想いは次第に、互いにとって“かけがえのない存在”へ変わっていく。

一方その裏では、妖たちを脅かす不穏な陰謀が、静かに動き始めていて――。

孤独な少女が、幽世で居場所と愛を見つけていく、和風あやかし恋愛ファンタジー。
あらすじ

誰にも必要とされなかった少女を、鬼だけが求めた――。

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