無能な巫女は、龍神様に恋をする(※マンガシナリオ)

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和風ファンタジー28位(2025/12/03)

和風ファンタジー

無能な巫女は、龍神様に恋をする(※マンガシナリオ)
作品番号
1765016
最終更新
2025/11/24
総文字数
62,586
ページ数
15ページ
ステータス
完結
いいね数
21
ランクイン履歴

和風ファンタジー28位(2025/12/03)

※第9回noicomiマンガシナリオ大賞にエントリーしています。
※シナリオ形式です。


 この世界は、古来より龍神様の力で安寧が保たれている。
 故に、龍神様の逆鱗に触れてはならない。龍神様が望むものを人間は与えなければならない。
 それが、この世界を平穏に導く唯一の方法——。

 そして、伊織の生まれた神崎神社は、龍神様と最も近いとされる処。だからなのか、神崎家の人間には特別な力が生まれつきある。皆は、それを異能と呼び、龍神様に愛された者だと崇拝した。
 しかし、伊織だけは違った——。
 妹の桜は、水と風の異能が扱えるのに対し、伊織はだけは神崎家唯一の【無能】だった。

 無能は、龍神様に愛されていない証。
 家族からも周りからも疎まれ、忌み嫌われ、罵られてきた。
 理不尽な嫌がらせに耐えてきた伊織だが、十七歳の誕生日に龍神様への生贄に選ばれた。
 龍神様が生贄を要求してきたのは、初めてのことだった。人間らは、その理由を『失敗作の無能をこの世から排除する為』だと考える。伊織もそう思い込んでいた。

 しかし、龍神様の生贄の意味、それは————。


 恋愛をしたことのない龍神様と、忌み嫌われる不遇な巫女のシンデレラストーリー。どうぞお楽しみください。

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