青春・恋愛
霜原 佐月/著
- 作品番号
- 1709771
- 最終更新
- 2024/04/09
- 総文字数
- 38,599
- ページ数
- 16ページ
- ステータス
- 未完結
- いいね数
- 5
大海原に響き渡る鯨の歌は、多くの人々に感動を与える、鯨同士の神秘的なコミュニケーション方法だ。
でも、その声が誰にも届かないとしたら?
世界で一頭だけ、他の鯨が聞き取れない52ヘルツで歌う「52ヘルツの鯨」がいる。いくら呼び掛けてもその歌声が仲間に届くことはない為、「世界一孤独な鯨」と呼ばれている。
そんな誰にも届かない52ヘルツの声を上げているのは、鯨だけではないかもしれない。
自分の当たり前は誰にとっても当たり前なのか?
その問いに確信を持って「否」と答えられる人が一人でも増えることを願ってやまない。
でも、その声が誰にも届かないとしたら?
世界で一頭だけ、他の鯨が聞き取れない52ヘルツで歌う「52ヘルツの鯨」がいる。いくら呼び掛けてもその歌声が仲間に届くことはない為、「世界一孤独な鯨」と呼ばれている。
そんな誰にも届かない52ヘルツの声を上げているのは、鯨だけではないかもしれない。
自分の当たり前は誰にとっても当たり前なのか?
その問いに確信を持って「否」と答えられる人が一人でも増えることを願ってやまない。
- あらすじ
- 自分の声は、誰にも聞いてもらえないと思っていた。
孤独な、白黒の世界に色を付けてくれたのは、同じように白黒の世界で生きる人だった。
52ヘルツの声を上げ、誰にも気づかれることなく、呼び掛けることを諦めた人間たちが出会い、唯一無二の魂の響き合いが生まれる。
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