死にたがりティーンエイジを忘れない

ヒューマンドラマ

馳月基矢/著
死にたがりティーンエイジを忘れない
作品番号
1569859
最終更新
2019/08/19
総文字数
177,053
ページ数
78ページ
ステータス
完結
いいね数
18
ランクイン履歴

総合27位(2020/11/03)

ヒューマンドラマ21位(2021/06/05)

ランクイン履歴

総合27位(2020/11/03)

ヒューマンドラマ21位(2021/06/05)

死にたかった
消えたかった
二度と笑えないと思っていた

でも
書きたい物語があった

まだ
終わらないことを選んだ

不登校だった
いじめを止められなかった
摂食障害になった
自分自身を傷付けてきた

「血まみれの包帯を解かれたくない」

壊れた日々を作り直すまでの
長い長いティーンエイジ

死にたがりの自分を
わたしは今も忘れていない


本物に似た嘘で固めた
美しくない物語
あらすじ
中学二年の転校がきっかけで、学校に行けなくなった蒼《あおい》。
ひょんなきっかけから言葉を交わすようになった同じクラスの智恵は、実はいじめを受けていた。

大事な友達を守る強さなんて、あるわけがない。
蒼は自責の念から心を閉ざし、学校生活はどんどんおかしくなってしまう。

周囲から壁を作るために勉強した。
唯一の心の支えは、小説を書くことだった。

人と同じように生きられない少女の傷痕の記録。

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