青春・恋愛
完
楓乃めーぷる/著

- 作品番号
- 1745354
- 最終更新
- 2025/02/11
- 総文字数
- 28,215
- ページ数
- 21ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 22
風見 音流(かざみ ねる)は、母親が音楽教室をやっていることもあって小さい頃からピアノに触れてきた。
だが、高校生の今はピアノに対しての情熱がなくなりただ気晴らしで弾くだけだ。
いつもの第二音楽室へ行き、お守り替わりに譜面台の側へ置いたナマケモノのフィギュアを見て、子どもの頃にストリートピアノで子犬のワルツを弾いていた時に褒めてくれた男の子がいたことを思い出す。
その時の気持ちを思い出せるかもしれないと子犬のワルツを弾いていると、突然教室の扉が開く。
「見つけたっ! やっと、見つけた……っ」
面食らう風見の前に現れたのは、見たこともないイケメン。
彼はナマケモノのフィギュアを見て、自分が子どもの頃に渡したものだと訴える。
目の前のイケメンが、子どもの頃に出会った人物と同一人物だと風見も確信する。
「そう、その時の! どうしよう、オレ泣きそう……ずっと探してたんだ。オレの運命の音色」
イケメンの勢いに押されるが、風見にとってはただキモイと思うだけの出会いだった――
だが、高校生の今はピアノに対しての情熱がなくなりただ気晴らしで弾くだけだ。
いつもの第二音楽室へ行き、お守り替わりに譜面台の側へ置いたナマケモノのフィギュアを見て、子どもの頃にストリートピアノで子犬のワルツを弾いていた時に褒めてくれた男の子がいたことを思い出す。
その時の気持ちを思い出せるかもしれないと子犬のワルツを弾いていると、突然教室の扉が開く。
「見つけたっ! やっと、見つけた……っ」
面食らう風見の前に現れたのは、見たこともないイケメン。
彼はナマケモノのフィギュアを見て、自分が子どもの頃に渡したものだと訴える。
目の前のイケメンが、子どもの頃に出会った人物と同一人物だと風見も確信する。
「そう、その時の! どうしよう、オレ泣きそう……ずっと探してたんだ。オレの運命の音色」
イケメンの勢いに押されるが、風見にとってはただキモイと思うだけの出会いだった――
- あらすじ
- 子どもの頃は楽しかったピアノに対して情熱が持てなくなってしまった風見と、子どもの頃に聞いた音色を運命の音色だと信じて必死になって風見の行方を探していた藤川。
見た目だけヤンキーでツンツンの風見と、見た目は爽やかイケメンなのに言動が時々気持ち悪い藤川が、ピアノを通して少しずつ距離を縮めていくお話。
執着イケメン攻め×ツンツン口悪い受け。