青春・恋愛
完
香秋ちひろ/著

- 作品番号
- 1715291
- 最終更新
- 2024/01/31
- 総文字数
- 16,353
- ページ数
- 15ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 3
- あらすじ
- 汐谷 樹生(ルビ・しおたに みきお)は、三度の飯より天体観測が大好きな中学二年生の男子。
ある夜、樹生は公園で皆既月食を観察中に、「人魚」と名のる黒いドレスの女の子に出会う。
「私は泳げない人魚なの。海では暮らしていけない。だけど、陸にいるのも息苦しい。夜更けになってようやく活動できるの」
と、語る不思議な女の子と樹生は、夜、公園でいっしょに天体観測を楽しむようになるが……。
この作品のレビュー
投稿者:碓氷澪夜さん
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非現実的な存在である“人魚”
この物語を読み終えて、人魚の「上手に泳げない」という言葉の意味を、自分の中で理解できるまで考えました。
海の生き物が泳げないということは、息が上手にできないということなのかもしれない。
夜は活動できるというのは、夜ならば自由に生きられるということなのかもしれない。
そう思うと、つい、共感してしまいました。
2024/02/19 11:09
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