透明な世界の真ん中で、君とふたり恋をする。

青春・恋愛

りた。/著
透明な世界の真ん中で、君とふたり恋をする。
作品番号
1721868
最終更新
2024/05/21
総文字数
31,233
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
75
ランクイン履歴

総合6位(2024/05/08)

青春・恋愛2位(2024/05/06)

ランクイン履歴

総合6位(2024/05/08)

青春・恋愛2位(2024/05/06)

「マイノリティ×出会い」応募作品になります。
作中、架空の病気が登場します。
あらすじ
ある日、紬は音楽室で不思議な出会いをする。
秘密を抱えている男子生徒の奏斗。

「紬さん、僕と友達になってくれない?」

人知れずマイノリティを抱える奏斗と関わるうちに、紬の心にも変化が現れ⋯。

同じ世界で生きるふたりの青春物語。

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:なまはむさん
ネタバレ
とても綺麗な物語です
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2024/05/07 09:04
★★★★★
投稿者:さん
ネタバレ
瑞々しく透明な二人の関係
レビューを見る

2024/05/04 21:00

この作品の感想ノート

読まさせて頂きました!
やっぱり流石ですね...!!
オリジナルの設定に、今回のコンテストでは珍しくピュアな恋愛も織り交ぜた暖かい物語でした。
2人の喧嘩では紬ちゃんの混乱、絶望がリアルに伝わってきました。
それを約束とともに優しく包む奏斗君、かっこよかったです。
素敵な物語をありがとうございました。

くじらさん
2024/05/15 23:45

お疲れ様です。
僭越ながら、感想を残させて頂きます。

透明になるという、奇病を抱えて、自分の存在を証明するかのように奏でた旋律は、七不思議と言う不確かな形となって、存在意義として生まれ、切なく感じたところに、紬との出会いを通じて、そして明かされる真実を通じて、最後は幸せのカタチとして、2人という存在意義として変容するストーリーラインに、心が震えました。

紬も、人から認められた事に酔い、それを信じたために、自分自身を見失いつつあった所に、不慮ではありますが、自分で自分を認め、意志を強く持たなくてはいけない立場となり、それでも奏斗という存在もあって、人として、また一段、強くなっていく過程は、強く心に響きました。

恵まれた立場ではなくとも、自らの行動、気の持ちよう一つで、一転、見える世界も、見られる世界も変わっていく、そんな現実に向けた導のような物語で、より深く、自分の人生を見つめ直すきっかけを与えてくれるような素敵な作品です!

素敵な時間をありがとうございました!

これかはもご無理の無い範囲での活動頑張って下さい!🍅

2024/05/13 21:32

うわー!純愛っっっー!!
…失礼、取り乱しました。笑
ようやく、ようやく読みに来ることができました!思ったことをそのままに、感想を書かせていただきます!

まず冒頭でも叫んでしまいましたが、透明感あふれるとーーっても素敵な純愛物語でした!泰斗と紬の二人のやりとりは本当に青春で、ベンチでのあのシーンとかついニマニマしながら読んでました!笑
ただ、それだけではもちろん終わらなくて、終わってくれなくて。テーマがテーマだけに予期はしていましたが、実際に読むと心に強くくるものがありました。誰からも認知されないって本当に寂しくて辛いことですよね。そんな世界の中で何を思うか、誰を想うか。そして真にその境遇における心根を理解した時、どう行動するか。りた。さんらしい、柔らかくて優しい結末にもとても感動しました!

また、いつものりた。さんとは違った作風と描写でしたが、こちらの物語もとっても好きです!(もちろん、以前の作風も大好きですよ!)どちらも描けるりた。さんの表現力や構成力には心底敬服しております…!凄いなあ。
ただそれでも本質というか軸はやっぱりりた。さんの物語だな、とも感じました。キャラクターたちの深い感情まで丁寧に描いているところや、それを取り巻く環境、情景もきちんと繊細に綴っているところ。なにより文章の端々から醸し出している柔らかくて優しい温度というか雰囲気というか空気がなんともりた。さんの物語らしいなと思いました!(上手く言えなくてごめんなさい…!)

マイノリティな境遇にある人との出会いから、本当の意味でその気持ちを知り確かな成長を遂げる純愛物語でした!!
きっとこれまでと違う雰囲気を紡ぐのは大変だったと思います。お疲れさまでした。
そしてなにより、とってもとっても素敵で綺麗な物語を生み出してくださって、読ませてくださってありがとうございました!!

2024/05/10 19:44

この作品のひとこと感想

すべての感想数:33

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