それから、君にサヨナラを告げるだろう

作品番号 1511826
最終更新 2018/10/21

それから、君にサヨナラを告げるだろう
その他

91ページ

総文字数/136,188



“心は、心臓にあると思う?”


 幼馴染だった君が、いつか私に問いかけてきたこと。
 
 君がどうしてそんな質問をしてきたのかも知らずに、
 私は君の隠していた大きな秘密を抱えきれなくて逃げてしまった。

 今なら、すぐに答えられるよ。
 心は、確かに、心臓にあると。
 でももう遅い。どんな声も言葉も鼓動も、もう君には届かない。


 ハル。もしもう一度会えるのなら、君に伝えたいことがある。



 “君は私の、心臓そのものでした”。




あらすじ
――「俺、冬香の鼓動と自分の鼓動を重ねると、冬香の気持ちと共鳴できるんだ」。幼馴染でクラスの人気者のハルが、ある日衝撃的な告白をしてきた。大学での再会をきっかけに、太陽みたいな笑顔をもつ君が隠していた、胸が張り裂けるほど切ない過去が、次々と明かされていく。“冬香を苦しめるどんなことも、共鳴して守ってあげたかったんだ……”。あの日君はそう言って泣いた。……ハル、君は、私の心臓そのものでした。

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この作品の感想ノート

春田モカさま

今回も素敵なお話をありがとうございました。
みんながみんな苦しさをかかえ、でも、いやだからこそ優しいのですね。
ハルは彼にできる最良のことを冬香に残したのはわかるのですが、つらすぎて。
どうか東堂と幸せにと願わずにいられません。

モカさんの作品は本当に読みごたえがあって、いつもどっぷり世界に入り込んでしまいます。
今回は特に、彼らの大学に少しだけ縁があるのもあって、映像(妄想?)もプラスされたからでしょうか?(私が思っているW大で正解なら、ですが)
べりカフェではたくさんの作者さんの、たくさんの作品を拝読しておりますが、このお話は間違いなく記憶に残ると思っています。(えらそうですみません)
読んでてつらいのに、読み終わりたくないなんて初めてでした。

また、モカさんのお話に会える日を楽しみにしています。
ありがとうございました。

2018/11/18 00:27

この作品のかんたん感想

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