- あらすじ
- ――「俺、冬香の鼓動と自分の鼓動を重ねると、冬香の気持ちと共鳴できるんだ」。幼馴染でクラスの人気者のハルが、ある日衝撃的な告白をしてきた。大学での再会をきっかけに、太陽みたいな笑顔をもつ君が隠していた、胸が張り裂けるほど切ない過去が、次々と明かされていく。“冬香を苦しめるどんなことも、共鳴して守ってあげたかったんだ……”。あの日君はそう言って泣いた。……ハル、君は、私の心臓そのものでした。
この作品の感想ノート
春田モカさま
今回も素敵なお話をありがとうございました。
みんながみんな苦しさをかかえ、でも、いやだからこそ優しいのですね。
ハルは彼にできる最良のことを冬香に残したのはわかるのですが、つらすぎて。
どうか東堂と幸せにと願わずにいられません。
モカさんの作品は本当に読みごたえがあって、いつもどっぷり世界に入り込んでしまいます。
今回は特に、彼らの大学に少しだけ縁があるのもあって、映像(妄想?)もプラスされたからでしょうか?(私が思っているW大で正解なら、ですが)
べりカフェではたくさんの作者さんの、たくさんの作品を拝読しておりますが、このお話は間違いなく記憶に残ると思っています。(えらそうですみません)
読んでてつらいのに、読み終わりたくないなんて初めてでした。
また、モカさんのお話に会える日を楽しみにしています。
ありがとうございました。
きむねーさん
2018/11/18 00:27