
- 作品番号
- 1751531
- 最終更新
- 2025/06/18
- 総文字数
- 99,875
- ページ数
- 23ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 108
- ランクイン履歴
-
総合45位(2025/10/27)
青春・恋愛25位(2025/06/23)
BL17位(2025/10/27)
地味系男子に擬態した美形大学生 × 流されやすい平凡大学生
" 第一印象が最悪な地味系男子の素顔はイケメンバーテンダーでしたーー。 "
◇◇
「その時がきたら、俺の口から言わせて」
「言うって……なにを?」
黒沼はこちらに視線を戻したものの、それには答えなかった。ただ目を細め、優しく微笑むだけだ。
なに、その笑顔。
胸がトクン、トクンと脈打つ。みぞおちが震えるぐらい切なくなる。
これも『好き』という感情のひとつなのかな。だったらもう、俺はいい。誰かを好きになるのは、これが最後でいい。
不器用な大学生が恋を通して成長する青春BL。
◇◇
●花川 伊澄(はなかわ いずみ)
大学三年生。
見た目も性格もそこらへんにいる平凡な大学生。留年を回避するため、単位取得に奔走している。
●黒沼 将也(くろぬま しょうや)
大学三年生。
大学では目立たないよう、地味な容姿&服装で過ごしている。素顔は普通に歩いていられないほどのイケメン。バーでバイトしている。
- あらすじ
- 花川伊澄は留年の危機にある大学三年生。ある日、二日酔いで受けた講義で隣の席になったのは、モサモサ頭にビン底眼鏡をかけた地味系男子の黒沼だった。
ひょんなことから言葉を交わすことになったものの、見た目に反して黒沼はなぜか口調も当たりも強い。苦手かも……と思った矢先、黒沼の指に星のタトゥーを発見。その後繁華街で絡まれているところを、黒沼と同じ箇所にタトゥーのあるイケメンバーテンダーに助けてもらい……?
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