命題〜異世界に命を賭けた艦の噺〜
異世界ファンタジー
完
2
秋 未國/著
- 作品番号
- 1709830
- 最終更新
- 2024/01/22
- 総文字数
- 180,457
- ページ数
- 45ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 2
遥か未来の地球では、各国が「宇宙軍」を創設し、植民惑星の発見、開拓に心血を注いでいた。日本もそれに倣って日本国航宙自衛隊を発足させた。だが、他国と一線を画しているのは、専守防衛を掲げる日本は他国のように植民惑星を得ようとはせず、あくまでもコスモレーン…すなわち航宙航路の防衛に努めるのみであった。そんな中、航宙自衛隊は毎年エッジワース・カイパーベルトで毎年行なっている「第23回航宙模擬艦隊戦闘演習」を実施した。紅白戦による本気の勝負が繰り広げられる模擬戦闘の最中、紅組として奇襲攻撃を任されていた第8空間水雷戦隊。そこに所属する宇宙駆逐艦「しまなみ」は、奇襲ワープ敢行の際、ワープトラブルを起こし、異世界に迷い込んでしまった。その世界では、「外」から艦隊が来襲し、その世界に攻撃を加えていた。反撃しようにも、艦隊戦力を持たないその世界は効果的な反撃をすることができず、滅亡の淵に立たされていた。迷い込んだ当初、「しまなみ」は海中に身を潜め、元いた世界に帰還しようとしていた。だが、この世界の惨状を見て、何も思わないはずがなく、「しまなみ」は航宙自衛隊のエンブレムを抹消し、世界のためにたった一隻で戦う事を決めた。
一隻で超弩級宇宙戦艦を擁する侵略艦隊をどのように退けるのか、
新たなジャンル異世界×SFの物語が幕を開ける。
一隻で超弩級宇宙戦艦を擁する侵略艦隊をどのように退けるのか、
新たなジャンル異世界×SFの物語が幕を開ける。
- あらすじ
- 遥か未来の地球では、各国が「宇宙軍」を創設した。日本もそれに倣い、日本国航宙自衛隊を創設する。その航宙自衛隊所属第8空間水雷戦隊所属の宇宙駆逐艦「しまなみ」は演習中、ワープ事故をおこしてしまい、ワープアウトした先は異世界の宇宙からの侵略者の手により滅亡の淵に立たされた異世界のある星だった。葛藤の末、しまなみ全乗組員はこの世界を救う為にたった一隻で強大な侵略者に立ち向かうことになる…
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