- あらすじ
- うだるように暑い夏の日、
母親と喧嘩して家出した翌朝、
目を覚ますと、そこは
1945年、戦争の真っ只中だった。
そこで私が出会ったのは、
特攻隊員の彰。
穏やかで、あたたかくて、
何度も何度も私を助けてくれた、
強くて優しい人。
でも、好きになってはいけない。
好きになっても報われない。
だって、彰はもうすぐ南の空へ
『死にに往く』んだから……
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この作品のレビュー

戦争ってこんなに辛いことなんだって改めて考えさせられた。今ご飯を食べられてよく眠れて毎日学校に安心して行けるのは全部当たり前じゃなくてすごく幸せなことだって気付かされる本だった、、 彰の優しさに超感動したし切なすぎた😭😭
この作品の感想ノート
感動しました。続編も読ませて頂きました。
汐見先生にはいつも感動させてもらっています。ありがとうございます。
この小説のお陰で戦争の残酷さや恐ろしさを知ることが出来ました。
これからも先生の作品を読ませて頂きます。
素晴らしい作品をありがとうございました!!
汐見先生、こんばんは!感想失礼します。
私は続編の「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」の方を何故か先に読んでしまい、それでも、続編だけでも凄く胸が痛くなり、切なくなり、感動しました。「これはもうあの花の方も読むしかない!」と思い読ませて頂きました!もう、感動という言葉だけでは言い表せないほど胸が痛くなって、悲しくなって、でもキュンとして、それでもやっぱり悲しいという感じで、心がぐちゃぐちゃになりました。この小説だけでティッシュ21枚使いました。笑 でもそれぐらい心が動かされる作品でした。汐見先生の作品はどれも心をかき乱されます笑
特攻とは違うけれど、戦時中の自分の大切な人が突然居なくなってしまうというのは現代にも共通することだと読み終えてから感じ、これまで以上に自分の家族や親友を大切にして生きていこうと思います。
素敵な作品をありがとうございました。
汐見先生。こんばんは!こんな時間になってしまってごめんなさい。でも、どうしても感想を書きたかったので感想を書かせてください。
私は最近辛い事がたくさんありました。こんな私が生きててもなにも変わらないと。でも先生の本を読んで、あぁまだ私も生きてていいのかなと自分を認められるようになりました!
戦時中はいまの時代より毎日に怯えながら暮らしていたのかと思うと胸が苦しくなります。そして、日本はなんて残酷なことをしたのだろうと思います。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」この本を読んで戦争や平和について考えるきっかけが出来ました。今私がこの時代で暮らせていることが何より幸せだと思えました。素敵な作品をありがとうございました!