ネタバレ
永遠の別れから始まる物語
朗読をさせていただきました。
永遠の別れから始まった、シロヨとの出会い。
主人公である、まなに少しずつ芽生え始める希望と、そして再びの別れ。
作中での二人のやりとりはとても優しくて温かいものですが、だからこそ最期の別れは辛いものになるはず。
しかし主人公の歩む道が明るいもので、以前より前向きに、強く生きようとする姿勢もとてもいいものでした。
読ませていただき、ありがとうございました。
2024/02/26 21:49
青春・恋愛
1ページ
完 ・総文字数4,819
ネタバレ
手の温もり
いつきさんの作品、本当に素晴らしかったです……!!
号泣でした😭
俊哉がトラックに跳ねられそうになる楓を助け、手を繋いだところ。
どうなるかハラハラしていました。
楓を助けた俊哉がこのまま亡くなってしまうのもあると思ったのですが、そこで死神が来て……って流れも素敵でした。
感動の物語をありがとうございました……!!
2024/02/25 14:54
青春・恋愛
11ページ
完 ・総文字数22,608
恋愛だけじゃない
恋愛要素だけじゃなくて、夢や生命や優しや、大切な人の死の受け止め方など読み手の心に入り込みやすく、切ないけれど悲しいだけでは無いお話でした。恋愛小説が苦手な方も切ない系が好きな方も是非読んで見て欲しい作品です。
恋愛要素だけじゃなくて、夢や生命や優しや、大切な人の死の受け止め方など読み手の心に入り込みやすく、切ないけれど悲しいだけでは無いお話でした。恋愛小説が苦手な方も切ない系が好きな方も是非読んで見て欲しい作品です。
2024/02/24 23:15
青春・恋愛
30ページ
完 ・総文字数31,981
不思議な感覚
まずは表現力が高いな、と思いました。
どの言葉も読み飛ばせなくて、丁寧に並べられた言葉から意味を読み取っていたのですが、徐々に私も絶望の闇に引き込まれていった感覚になりました。
だからでしょうか、彼の闇が痛いほど伝わってきました。
いつの間にか共鳴しているような気分になっていました。
だから、彼自身は希望が捨てきれない自分を嘲笑っているかのようでしたが、私は、彼が僅かでも希望を抱いてくれてよかったと思いました。
読者の心情すらも操ってしまうような表現力、脱帽です。
まずは表現力が高いな、と思いました。
どの言葉も読み飛ばせなくて、丁寧に並べられた言葉から意味を読み取っていたのですが、徐々に私も絶望の闇に引き込まれていった感覚になりました。
だからでしょうか、彼の闇が痛いほど伝わってきました。
いつの間にか共鳴しているような気分になっていました。
だから、彼自身は希望が捨てきれない自分を嘲笑っているかのようでしたが、私は、彼が僅かでも希望を抱いてくれてよかったと思いました。
読者の心情すらも操ってしまうような表現力、脱帽です。
2024/02/24 12:54
ヒューマンドラマ
2ページ
完 ・総文字数6,229
月光が見えるような美しさです
『無能』と虐げられながらも、夢の中で出会う謎の美青年に心を癒され懸命に生きる主人公。そんな主人公を夢で見た美青年が迎えに来てくれます。青年の正体は。主人公の隠された能力とは。美しい月光の中でまみえる2人の姿が目に浮かぶ、丁寧で美しい描写のストーリーです。
『無能』と虐げられながらも、夢の中で出会う謎の美青年に心を癒され懸命に生きる主人公。そんな主人公を夢で見た美青年が迎えに来てくれます。青年の正体は。主人公の隠された能力とは。美しい月光の中でまみえる2人の姿が目に浮かぶ、丁寧で美しい描写のストーリーです。
2024/02/23 16:12
あやかし・和風ファンタジー
8ページ
完 ・総文字数14,411
ネタバレ
最高純度の愛
挫折、葛藤、青春、愛。
どの要素も詰まった、感動物語でした。
夢を見たいけれど、なにか納得できる理由を見つけて諦めてしまう。
そんな様子も、とてもリアルでした。
「私を理由に諦めないでよ」
彼女の言葉は彼を励ますためのようで、プライド、そして憧れを否定されたような悲しさが詰まっているような気がして、とても心に響きました。
再び彼が立ち上がり、夢を追うと決めた様は、きっと美しかったでしょう。
そして私は、この物語を読みながら神様を恨みました。
こんな切ない展開があっていいのか。
せっかく、彼らが愛を知り、生きる希望を見出したというのに。
「嫌だ」
それしか出てこない彼の気持ちが、痛いほどわかります。
それでも避けられない運命はやって来る。
彼女がいない未来で、彼が希望を抱きながら夢の道を歩んでいて、ただただ感動しました。
最高純度のラブストーリーを、ありがとうございました。
2024/02/23 10:22
青春・恋愛
22ページ
完 ・総文字数29,147
ネタバレ
不思議な物語
自分の居場所を見失った少女が扉を開いたのは、真夜中に高校生だけが訪れることの出来る喫茶店。
そこは時間の概念がない、不思議な喫茶店だった。
喫茶店の温かさが彼女の心を溶かしていく過程がとても丁寧に描かれていて、素敵でした。
この物語の“嘘”を知ったとき、彼女が前向きになることを願わずにはいられませんでした。
彼らが出会ったのはたった2日。
でもきっと、これから長い時間を過ごすことができるはず。
2人が再会できることを祈っています。
2024/02/21 16:07
青春・恋愛
6ページ
完 ・総文字数16,136
ネタバレ
大人への階段
この物語での“手品師”
その正体を知っても、すぐには飲み込めなかった。
一体、なにを表しているのだろう。
読み終えて、ずっと考えた。
この物語の主人公は五歳の少年。
嫌なことがあったら素直に言ってしまうような年齢だろう。
それを抱えて、どうしようもなくなったときに出会ったのが、“手品師”
彼が消してくれたのは、少年が抱える、心の暗い感情。
そして気付いた。
少年は、その暗い感情との付き合い方を知ったのではないか、と。
素直に嫌だと言わず、自分の中で処理をする。
それはもう、大人に近付いたとも言えるのではないかと思った。
子供だってなにかを抱えていて、自分で成長できる。
折り合いをつけることができる。
子供の可能性を感じられる物語だと思った。
2024/02/21 11:23
現代ファンタジー
1ページ
完 ・総文字数5,568
ネタバレ
温かい物語
なにを求めるにも、お金が請求されてしまう世界。
なんとも冷たい世界。
人との繋がりをまるで理解できない世界は、ただただ寂しいと感じた。
だからこそ、この物語の結末は、ただただ温かかった。
人の思いやりの価値を、改めて知ることができた気がする。
とても素敵なヒューマンドラマでした。
2024/02/20 15:47
ヒューマンドラマ
1ページ
完 ・総文字数4,094
ネタバレ
切なすぎる
絵を描く“僕”と、物語を描く彼女。
夜に逢い、作品を完成させていく2人の時間は、間違いなく特別で。
もともと彼女に憧れていた“僕”が、彼女にますます惹かれていくのは、言うまでもなく。
彼が告白をしようと決めたときは、つい、“頑張れ”なんて応援してしまいました。
そして、告白といえば、の王道な展開を予想外の展開に繋げていたのは、素敵で切なすぎる。
2人が夜にしか逢っていなかった理由には、納得させられました。
最後、2人の時間は形となり、彼女の言葉で残されて。
“僕”に渡された物語は、彼女のラブレターでもあるのかな、と感じました。
2024/02/19 17:05
青春・恋愛
1ページ
完 ・総文字数9,998
ネタバレ
共感しました
非現実的な存在である“人魚”
この物語を読み終えて、人魚の「上手に泳げない」という言葉の意味を、自分の中で理解できるまで考えました。
海の生き物が泳げないということは、息が上手にできないということなのかもしれない。
夜は活動できるというのは、夜ならば自由に生きられるということなのかもしれない。
そう思うと、つい、共感してしまいました。
2024/02/19 11:09
青春・恋愛
15ページ
完 ・総文字数16,353
ネタバレ
ボロ泣き必須
初めて小説で泣きました!!
書籍で読んだあと、ノベマ!で読んだのですが、どちらもボロ泣きでした(笑)
愛する優海のため。
愛する凪沙のため。
この思いが痛いぐらい伝わってきて、ノベマ!で読んだ際は、結末を知っていたので途中から涙が止まりませんでした。
1回目では分からなかった凪沙の思いが2回目読んだ時には本当に伝わり、全人類に読んでほしいと思いました!(笑)
読み終わったあとは、まるで違う世界に来たような、自分の人生180度変わるような、そんな体験です。
ぜひ、読んでみてください!
2024/02/18 09:02
青春・恋愛
241ページ
完 ・総文字数128,865
ネタバレ
癒しの時間と、嘘
平和主義な彼女は、悪く言えば、自分の意見がない子。
そんな彼女が祖母の店で出会った、大人っぽい女子高生。
彼女と過ごす時間は、学校でも家でも居心地の悪さを感じていた主人公にとって、癒しの時間。
少しずつ心を開いていき、仲良くなる2人はとても微笑ましく感じました。
それでもその時間は唐突に終わってしまう。
大人っぽい彼女の嘘の真意。
青春に後悔を置いて来た人なら、誰でも理解できてしまうでしょう。
一度後悔した人は強い。
だから彼女は、主人公の心の支えになれたのかもしれません。
そんな彼女の存在は、嘘で作られたものかもしれない。
だけどきっと、主人公にとっては嘘ばかりではなかったと思います。
2人がまた、笑い合えますように。
2024/02/17 22:26
青春・恋愛
12ページ
完 ・総文字数26,911
ネタバレ
どこかであるかもしれない物語
SNSの距離感が、リアルなようで、空想のようでした。
私の身近にはいないだけで、どこかでありそうな物語だと思いました。
SNS内での憧れの人は、近くにいるかもしれない。
昔馴染みかもしれない。
そんな疑念を抱きつつ過ごしていく中で、投稿に変化が見られる。
そこから物語は予想できない方向に進んでいきます。
彼女には憧れの彼に会ってほしかった。
会って、幸せになってほしかった。
ただ、彼を生かすために選んだ未来を、全力で突き進んでほしいとも思いました。
2024/02/17 21:12
青春・恋愛
1ページ
完 ・総文字数8,617
ネタバレ
苦しい
読み終えて思ったのは、これがメリバというやつか、ということ。
世間一般的には、とてもハッピーエンドのようには思えない。
だけど、彼女たちにとっては、間違いなく幸せな終わりで。
高校生だからこその未熟さ、そして共依存の危うさ、恐ろしさを感じました。
また、この作品は、スクロールの特徴を上手に利用しているな、と思いました。
続きが気になっても、ぜひ、ゆっくりスクロールしてほしい。
きっと、見え方が変わります。
2024/02/17 10:50
その他
1ページ
完 ・総文字数2,273
ネタバレ
泣ける!!!!!!😭
切ない純愛!!!!結ばれるだけが純愛じゃないと作中にヒロインが綴る言葉。彼の負担になるのではなく、静かに愛し、未来を願う余命幾許のヒロインの一途な愛に、涙が止まりませんでした。作者のりた。様の言葉選びと丁寧な文章の大ファンです😊いつも素敵な作品をありがとうございます。
2024/02/17 00:40
青春・恋愛
7ページ
完 ・総文字数32,000
ネタバレ
痛い
自分ではそんなつもりなくても、心が諦めてしまった。
そのときの様子、言葉がとてもリアルで、こうなりたくないと思う反面、そう感じている自分がいて。
いつの間に他者の成功を喜べない人になったんだろう。
主人公と似たような考え方をしてしまう私も、夢を諦めてしまった愚者の1人なのかもしれない。
そんなことを思いました。
ただただ苦しくて、切なくて、これが大人か…なんてかっこいい言葉で締めくくりたくなって。
自分の未熟な部分が照らし出されたような気がします。
ただ苦しくなるだけかもしれない。
それでも、自分の暗い感情から目を逸らし続けることは、きっとできない。
他人の成功を疎ましく思ってしまう人にこそ、読んでほしい。
弱い自分と向き合うきっかけになると思います。
2024/02/16 22:58
青春・恋愛
1ページ
完 ・総文字数3,191
ネタバレ
ひと夏の、不思議な体験
人生を諦めてしまった少女に訪れた、男の子との出会い。
夜の海での線香花火なんて、青春だ。なんて思う余裕も与えてくれない、彼女の苦しみ。
一人だと思っていた彼女はきっと、誰に頼ることも、悩みを打ち明けることもできなくて。
そんな彼女を彼が見つけられた理由は、最後に込められているのかな、と。
彼と出会えたことで、彼女が前向きになれて、本当によかった。
やはり一人ではないと思えることが、最強なのかもしれません。
願わくば、彼にも幸せが訪れますように。
2024/02/16 15:58
青春・恋愛
20ページ
完 ・総文字数8,037
ネタバレ
切ない心情が丁寧に書かれています
余命3年をどう生きるか。私自身、とても考えさせられました。主人公の凪良君とヒロインの里佳の出した、それぞれの答え。命ある限り、後悔と希望はまさに不離一体ですね。最後に同じ場所でサヨウナラと赤いリボンを結んだシーンに目頭が熱くなりました。素敵なお話をありがとうございます。
2024/02/15 22:04
青春・恋愛
7ページ
完 ・総文字数32,000
やっぱ汐見さんは天才
素敵で綺麗な話!
絶対読んだほうがいいし、読んだ後、良かったなと勝手に涙が溢れる話です!
これからも頑張ってください!
素敵で綺麗な話!
絶対読んだほうがいいし、読んだ後、良かったなと勝手に涙が溢れる話です!
これからも頑張ってください!
2024/02/14 16:34
青春・恋愛
21ページ
完 ・総文字数12,589