
- 作品番号
- 1756716
- 最終更新
- 2025/07/29
- 総文字数
- 13,469
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 15
- ランクイン履歴
-
総合13位(2025/07/30)
青春・恋愛6位(2025/07/29)
- あらすじ
- 二十二歳、大学四年生の根来風香は、花火大会の帰りに終電を逃してしまう。
好きでもない相手と花火大会なんて来るんじゃなかった——。
後悔が滲ませながら歩いていた風香は、とある男から思わぬ誘いを受ける。
この作品の感想ノート
大好きな人に当たり散らしちゃって別れて、そのあと出会った人じゃ満たされなくて…、あー失敗した。って後悔する心がリアルでうんうんと読ませていただきました。
ラジオを通してまた大好きな彼に巡り会う展開がエモいし、ハッピーエンドで心がすっきりしました!
拝読させていただきました……萌生さんの作品まだ、読みきれてないですが、素敵です。自分好みの切なさがある恋愛モノで一気に読むことができました!
あとラジオの使い方とタイトルの使い方のうまさに鳥肌がたちました!
別れた彼氏がラジオが好きだったからこそできるラジオが象徴的なギミックになってて、読んでて勉強になりました!
タクシーで急いでくる彼氏、素敵です。
キュンキュンしました!
素晴らしい作品ありがとうございました!
最後2人はまた結ばれてよかったです。
穂高くんと清隆くんは、似ていても、違う人だった。そもそも似ていると思ったのは、風香さんの主観で、別れてもなお、ずっと穂高くんのことを引き摺って、悲しい想いをしているのだろうなと思いました。穂高くんが別れを告げたのも、このまま自分と一緒にいたら、風香さんが駄目になってしまうと考え、断腸の思いでその言葉を口にしたのだと思います。だからこそ、風香さんの本当の気持ちがラジオの波に乗って、穂高くんに届いたときは、私も嬉しくなりました。ラジオを聞くときは周波数をそのチャンネルに合わせますから、それと同じように、互いの心の周波数が、うまく噛み合って、それぞれにほんとうの気持ちが届いたのかなと思いました。二人が別れていた期間も、互いが(というより風香さんが)自分の本音を認められるために必要な時間だったのでしょう。風香さんと穂高くんのこれからの幸せを願いつつ、個人的には清隆くんにもそのうちいい人が見つかるといいなと思いました。
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