死んだ腕に抱かれる

ミステリー

二条理/著
死んだ腕に抱かれる
作品番号
1786511
最終更新
2026/07/09
総文字数
84,508
ページ数
5ページ
ステータス
未完結
いいね数
2
――死因を誤れば、死者は二度殺される。

焼け落ちた宗教村で、赤ん坊は父の死んだ腕に一度だけ抱かれた。
二十九年後、教祖・御堂聖真が密室めいた礼拝堂で焼死し、現場には真壁彰宛ての一文が残される。
「死因を誤るな」。
法医学者・九条雅紀、刑事・真壁、広報の二階堂は、灰と花と死亡診断書が指す過去へ踏み込む。
死因を誤れば、死者は二度殺される。
復讐では終わらない、死者の尊厳をめぐる法医学ミステリ。

登場人物紹介
九条雅紀:死者の声なき証言を拾う、白い髪の法医学者。
真壁彰:九条の幼なじみであり、事件の核心へ踏み込む刑事。
二階堂壮也:事件が世論へ燃え広がる前に火元を見る警視庁広報。
九条合歓:幼い九条を連れて村から逃げた、物語の始まりにいる母。
御堂聖真:巨大宗教団体・白胎会を率いる、救済と疑惑の中心人物。
鷲尾貞成:過去の死亡診断書に名が浮かぶ、元医師。
仁科:御堂のそばに仕えてきた白胎会の側近。
三谷:複雑な事件資料を整理し、捜査線上の人物を洗い出す刑事。
あらすじ
焼け落ちた村で、赤ん坊は父の死んだ腕に抱かれた。
二十九年後、教祖の焼死体と「死因を誤るな」の一文が、法医学者・九条雅紀を過去へ引き戻す。
死者の尊厳をめぐる、灰と祈りの法医学ミステリ。

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