愛しい君は、生き霊になっても俺を離さない。

ホラー

愛しい君は、生き霊になっても俺を離さない。
作品番号
1781970
最終更新
2026/05/14
総文字数
53,656
ページ数
23ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
──俺のせいで昏睡状態の君が、「生き霊」になって会いに来た──

「行かせない。もう絶対、二度と、外には出さない」

 そう言って俺の手を握る渚(なぎさ)の体は、氷のように冷たかった。
 愛しそうに俺を見つめる瞳とは対照的な、光を飲み込むような真っ黒な瞳。

 親から愛されず、互いだけを生きる理由にしてきた俺たち。あの日、俺を庇ってトラックに撥ねられた君は、病院のベッドで生死の境を彷徨っているはずだ。
 それなのに。
 俺の目の前にいる「君」は、一体誰なんだろう?

**

 日置燈(ひおき とも)と霜月渚(しもつき なぎさ)は、小学生の頃からずっと一緒にいた。
 しかしある日、2人は不慮の交通事故に遭ってしまう。燈を庇って重体に陥った渚。自責の念に押し潰される燈の前に現れたのは、事故前と全く変わらない姿をした渚だった。

「俺はこのままでいい。燈と2人でここにいられれば、それで」

 誰にも邪魔されない、ふたりぼっちの歪で幸福な生活。
 しかし、外へ出ようとする燈に対し、渚は次第に狂気じみた執着を見せ始める。
 彼はなぜ、生き霊になってまで俺をこの部屋に閉じ込めるのか?
 そして、この狂おしい日々の果てに隠された「残酷すぎる真実」とは──。

 愛と狂気、自己犠牲と祈り。
 互いを想うがあまりにすれ違う、究極の共依存を描いた切ない青春ボーイズホラー。

 全ての真実を知った時、あなたは何を思いますか?
あらすじ
親から愛されず、互いだけを頼りに生きてきた燈と渚。ある日、交通事故で燈を庇った渚は意識不明の重体に陥る。自責の念から絶望する燈の前に現れたのは、なぜか事故前と変わらぬ姿をした渚だった。
ふたりぼっちの歪で幸せな生活。だが、外に出ようとする燈に対し、渚は次第に狂気じみた執着を見せ始める。彼が生き霊になった本当の理由とは――?狂おしいほどの執着と自己犠牲を描く、切ないホラー×ブロマンス。

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