青春・恋愛
完

- 作品番号
- 1722432
- 最終更新
- 2025/01/07
- 総文字数
- 88,315
- ページ数
- 61ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 42
- あらすじ
- わんこ系女子の成海かなでは、
大好きな人、速水陸の隣にいるために
嘘をつき続けている。
陸くんが大好き!
でも恋じゃないよ?
陸くんは推しだもん!
かなでの幼馴染である九条咲夜は
無理をして嘘を突き通そうとするかなでを心配していて……。
わんこ系女子の健気な恋物語。
この作品の感想ノート
なつさんって本当に甘酸っぱい恋を描くの上手くて、最高でした。と同時に一番思ったのは羨ましいという事です!!これだけ一人から愛される陸も羨ましいけどもそれ以上に一人のことを愛し続けられるかなでが凄く羨ましかった。片思いの期間は辛いかもしれないけども、それと同じくらい楽しいんだろうなと思った。作品内でその楽しさがよく描かれていたからこそよりそう感じました!
「世界の果てまで追いかけて」と「弱虫アジタート」を読んでいて、ずっと陸も恋愛的にハッピーエンドを迎えて欲しいと思っていたからとうとう今作でかなでと結ばれて、恋愛的にハッピーエンドになってよかった!!文化祭や体育祭を通じて少しずつかなでのことを好きになっていったのかな?って考えるとかなでの今までの行動が報われて行ったようでうれしいな。特に体育祭も好きだけどより気持ちを動かしたのは文化祭での出来事も大きいだろうし、体育祭は特にお気に入りのシーンです。
お話の終わり的に咲夜と蓮の恋のお話が続きなり、別作品であったりするのかな~なんて思いながら、これからのなつさんの作品を楽しみにしています。素敵な作品をありがとうございました!!
お疲れ様です! 拝読させて頂きました!
僭越ながら、感想を残させて頂きます。
忘れかけていた胸の高鳴りを思い出させてくれるような作品でした!
嘘をつき続けながらも、傍にいようとし続けるかなでの健気さは、本当にわんこのようで、陸をはじめ、咲夜、蓮との絡みが可愛らしくほっこりしました!
自分の経験からか、どうしても咲夜のかなでに向ける気持ちが、痛いほど突き刺さり、その切なさもありながらも、咲夜の全てを背負いながらも、それでも好きな人のためにという、ただ一直線の想いは、胸に響くものがありました。
過去の辛い経験から救い出してくれた陸。自身の失恋から、自己肯定感や、喪失感を覚えた、冷たい心を、いつも温めてくれる存在であるかなで。そんな共依存のような形も、不器用ながらも、優しくどごでも尊く、想い続けるという強さを感じさせて貰える物語でした。
そして、借り物競争の中の一幕。「いつも目がきらきらしてて、楽しそうに笑ってて、甘え上手で、人懐っこくて、寂しがりやで、見つけると絶対に駆け寄ってきて、いつも後ろをくっついて離れなくて、何気ない一言に一喜一憂して、でも絶対俺の言葉を信じてくれる」こんなにもスラスラと好きな所を言えてしまうほど、もう心奪われていたんだなと感じる台詞で、とても好きです!
これは余談ですが、私もずっと野球をやってきたものとして、なつさんの野球知識にも驚かされました!😳
青春の爽やかで甘い味と同時に、咲夜からかなでへ、蓮から咲夜へ、陸から萌へという切ない片恋の痛みも同時に思い出させてくれる、そんな素敵な物語でした!✨
素敵なお時間を頂きありがとうございました!
これからもご無理のない範囲での活動、頑張ってください!🍅
面白かったです。
かなでと陸の関係がとても可愛らしかったです。推しと好きの違いを繊細に描かれているので、ふたりの両片思いな雰囲気がもどかしく、最後は胸キュンでした。蓮や咲夜も幸せになってくれたらいいなと思います。
素敵な作品をありがとうございました。