ホラー・パニック
完
髙 文緒/著
- 作品番号
- 1701032
- 最終更新
- 2023/06/30
- 総文字数
- 20,520
- ページ数
- 10ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 0
亡くなった夫である崇さんのフェイスブックの更新通知が来た。
彼が亡くなってもうすぐ一年経とうかというときだった。
公開範囲は一部の友人。おそらく、私だけだろう。だってその内容が
『美香へ。もうすぐ会いに行けるかもしれない。まだ好きでいてくれるかな』
というものだったからだ。
さらに、死亡時に解約したはずの彼の携帯電話番号からの着信があった。
着信に出ないでいると、また、フェイスブックの崇さんのページが更新される。
『電話に出て欲しい』
その投稿を見て、崇さんの番号からかかってきた電話に出ることにする。
通話口の向こうにいたのは、柿澤健斗と名乗る男だった――。
彼が亡くなってもうすぐ一年経とうかというときだった。
公開範囲は一部の友人。おそらく、私だけだろう。だってその内容が
『美香へ。もうすぐ会いに行けるかもしれない。まだ好きでいてくれるかな』
というものだったからだ。
さらに、死亡時に解約したはずの彼の携帯電話番号からの着信があった。
着信に出ないでいると、また、フェイスブックの崇さんのページが更新される。
『電話に出て欲しい』
その投稿を見て、崇さんの番号からかかってきた電話に出ることにする。
通話口の向こうにいたのは、柿澤健斗と名乗る男だった――。
- あらすじ
- SNS✕多重どんでん返し。
亡くなった夫のフェイスブックの更新通知から始まる、後味の悪い話。
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